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Uncharted Territory

自分が読んで興味深く感じた英文記事を中心に取り上げる予定です

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TOEICの「60センテンス」を作って欲しい

 
朝ドラを見ていないので、東洋英和の60センテンスがどのように紹介されていたのかわかりませんが、東洋英和女学院のサイトで60センテンス全てが紹介されていました。アルクの起きてから寝るまでと同じコンセプトですね。

ブラックモア校長先生の「60センテンス」
 
1890(明治23)年から、30年あまりの間、東洋英和の校長先生を務めたミス・ブラックモア。当時の生徒たちから恐れられた大変厳しい先生であった一方で、生徒たちを"My girls"と呼んで愛情深く育てました。
  
そのミス・ブラックモアが英語学習のために考案した60センテンス。当時の寄宿生活の、起床から就寝までを短い60の英文であらわしたものです。生徒たちはこれを暗唱し、時制を変えたり疑問文や否定文にしたりして、"I brush my teeth."と言いながら歯を磨いたり、"I go downstairs"と言いながら寄宿階から階段を下りて教室に行ったりしていました。

1. The rising bell rings at six o'clock.
2. I get up at once.
3. I take a sponge bath.
4. I brush my teeth.
5. I comb my hair.
6. I dress myself neatly.
7. I read my Bible.
8. I say my prayers.
9. I go downstairs.
10. I meet some of my class-mates.
11. We greet each other.
12. We go to the play-ground.
13. We play ball a little while.
14. The breakfast bell rings at seven o'clock.
15. We go to the dining-room.
16. We eat our breakfast.
17. I go back to my room.
18. I put my room in order.
19. I get my books ready for school.
20. I go to my class-room.

(以下略)

一文だけを見ると簡単すぎないと思うかもしれませんが、時制を変えたり、疑問文、否定文などにしたりといったパターンプラクティスを行うので、これくらいシンプルな方が挫折しないで染み込ませることができるでしょう。


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(2013/10/28)
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すでに基本例文700という素晴らしい本がありますが、初学者に700は正直きついです。というか、今のYutaでもきついです。。。別に60じゃなくてもいいですから、基本例文のTOEICバージョンをどなたかに作っていただきたいですね。
 

1月の読書報告

 
自分メモということで、1月に読んだ本です。印象に残っているのは1491と1493でしょうか。コロンブス以前のインディアンでも自然破壊は起こっていた、20世紀初頭まで人類は天然痘、黄熱病、マラリアなどで命落とすことが多かった、15世紀は日本人の倭寇が活躍していたなど、興味深い指摘がたくさんありました。


1491 (Second Edition): New Revelations of the Americas Before Columbus (Vintage)1491 (Second Edition): New Revelations of the Americas Before Columbus (Vintage)
(2006/10/10)
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(2012/07/24)
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Look Who's BackLook Who's Back
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TOEICの誕生とリサイクル問題

 
TOEIC誕生の背景は公式サイトでも紹介されています。

TOEIC®プログラムの理念 -TOEIC®の歴史-
TOEIC開発の背景
TOEIC誕生と現在に至るまで

1981年に出た『ビジネスマンの国際英語力テスト TOEICのすべて』(朝日イブニングニュース社)という本には、TOEIC第1回の試験問題も載っているのですが、その本に開発理念が紹介されていました。都内の図書館で奇跡的に発見できましたので紹介します。

1 TOEFL同様、完全な客観テストとしてコンピュータの処理によって作成される。したがって試験官や採点者の主観に左右されることがない。
2 日本語を介在させず、したがって英文和訳、和文英訳とはいっさい関係なく、英文の聴解力、読解力、早い理解力を測定すること(さらにスピーキング力については、これらの能力との相関から割り出すことによって客観的に判定することがかなりできる)。
3 TOEFL同様、毎回のテスト作成は、あらかじめ科学的に難易度を分類したうえ、コンピュータに膨大に蓄積し、タイプごとの問題の組み合わせによっておこない、毎回のテストの評価尺度(スケール)が不変となるよう管理すること(同じ条件で同一人物が別の回にテストを受けた場合、同じ傾向の点数となるように管理されていている。したがって、取得した点数が客観性をもち、進歩の度合いが測定できる)。
4 各問題の集団の難易度分布を調整することにより、TOEFLよりもかなり低く、日本人ビジネスマンの最多頻度の集団をより正確に測定ができるように設計する。
5 TOEFLがアカデミック指向であるのに対し、実践的な国際ビジネスの指向性を若干もった内容とすること。
6 TOEFLとの相関をおこなうことによって、TOEFLでの相当点数が推定できること。
7 各能力水準ごとに、どの程度のスピーキングが可能かを示すサンプルを作成すること。
8 日本で成功したのち、他の非英語国民にも波及させることにより、世界的な規模での国際英語力検定テストとして発展することを期待できること。
9 テスト・データの処理により、わが国における英語学習法の参考となる資料を得る。


改めてチェックしておきたいのは以下の点です。要は、中級者と初級者をより正確に判定するために簡単にしてあるということです。ですからTOEICのBeyondはTOEFLなんでしょうね(苦笑)

4 各問題の集団の難易度分布を調整することにより、TOEFLよりもかなり低く、日本人ビジネスマンの最多頻度の集団をより正確に測定ができるように設計する。

スコア400−800ぐらいの違いを測定するように設計しているということでしょう。ですから900すぎると卒業すべきという主張は設計思想にも合致しています。

この本には4回分の試験結果の分析もされていました。最高点は990ではなかったようです。どの回もリーディングで495を算出していません。

TOEIC 1回 2,773人 最高点950
TOEIC 2回 2,375人 最高点940
TOEIC 3回1,978人 最高点965
TOEIC 4回1,907人 最高点965

ここから30年後には一回の試験で10万人が受けるようになったので、わからないものですね。

これでYutaはTOEICの第一回と第三回を手にいれることができました。第一回と第三回をざっと比較してすぐに気付いたのはリサイクル問題の存在。

イクエイティング
ETSがテスト開発で長年培ってきたノウハウが詰まっているのが、「イクエイティング(スコアの同一化)」といえます。TOEICでは、素点で最終評価を下すのではなく、素点を換算点に置き換えて最終的なスコアを算出します。その方法は、新しいテストを作成する際に、以前に実施した問題のごく一部を必ず新しい問題の中に織り込み、スコア算出時に新旧テストを比較し、難易度によってスコアにブレが生じないように調整。スコア基準の不変性を確保しています。したがって受験者は、実力が変わらなければスコアも一定となり、また時系列的に学習到達度を確認することもできます。

(第三回における第一回のリサイクル問題の数)
パート1 4/20問
パート2 5/30問
パート3 6/30問
パート4 4/20問
パート5 7/40問
パート6 3/20問
パート7 7/40問

リサイクル問題は公式サイトでも「イクエイティング」として説明しているので何も秘密ではありませんが、当時は2−3割がリサイクルだったのですね。
 

英検1級に役立つブログ

 
英検の試験問題が公開されたようですね。今回の1級のリスニング問題のパート2にYutaが以前やっていたブログで取り上げたトピックが出ていました。2012年の1月に以下のような内容をブログに書いていたのです。

(昔のブログの抜粋)

Secret Knowledge: Rediscovering the Lost Techniques of the Old MastersSecret Knowledge: Rediscovering the Lost Techniques of the Old Masters
(2006/09/18)
David Hockney

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洋書バーゲンが池袋でもやっていて上記の本を衝動買いしました。David Hockney というイギリスの画家はそんなによく知りませんが、7000円の本が2000円台になっていたお得感と、カラバッジョやベラスケスなどが絵画作成時にレンズを用いていたのではないかという仮説を実践して検証するという内容にひかれたからです。アマゾンでの価格を知っていたら、そんなに急いで買ってなかったでしょう(苦笑)

これだけの知識があれば、あのリスニンング問題は楽勝になったでしょう。たった1問だけですが自画自賛させてください。。。英検1級は教養的なトピックを多くとりあげていますが、そんな深い知識は求めていないんですよね。





久しぶりに再読してみようと思います。
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