Posted at 2022.12.25 Category : 未分類
レーガン元大統領を「レーガン」にするか「リーガン」にするかは些細な問題に思えるかもしれませんが、聖書やギリシア、ラテン関連は日本語と英語で開きがあるのでなかなかピンと来ないですね。
今回のような例もいきなりギリシアの逸話を持ち出されるのですぐに誰のことを言っているのかわからなくなります。何回も聞いていれば、トゥキディデスと英語のThucydidesの場合は、素直な例かもしれないなと思うようになってきましたが。。。(プラトンとPlatoも結構違いますよね。それと比べればの話です。。。)
少しホッとしたのは、以下のようにThucydidesなんて言葉を使ったことに説明を求めている動画があったこと。
So you've got a new book out and I like the title Destined for War but I but I the subtitle I don't like because you use a pretty big word in there now I'm gonna need a little help with it.
5年前くらいの本でTEDなんかも出た方みたいですが、Thucydides Trapの方は日中対立があるかぎり使われていく感じです。今月のWSJにも登場していました。
Nothing about this deterioration of relations was inevitable. It is a truism that rising powers and reigning ones end up fighting one another as the gap between their economic and military capabilities narrows—the so-called Thucydides Trap. Yet for decades foreign-policy makers in China and the U.S. proved this theory wrong; the two countries got along remarkably well despite China’s growing might and their very different political systems.
こうした関係の悪化は、決して不可避ではなかった。経済力や軍事力の差が縮まれば、新興国家と覇権国家が争うようになるのは自明の理だ。いわゆる「トゥキディデスの罠(わな)」だ。しかし、米中の外交政策当局者は何十年にもわたり、その理論が間違っていることを証明してきた。中国の影響力の拡大や非常に異なる政治体制にもかかわらず、両国は極めて良好な関係を築いていた。
有名どころは押さえておいた方がいいですが、そのあんばいはなかなか難しそうです。
スポンサーサイト