Posted at 2013.03.20 Category : 読書報告
![]() | キュレーション 知と感性を揺さぶる力 (集英社新書) (2013/02/15) 長谷川 祐子 商品詳細を見る |
グローバル化というと「英語を使って仕事をする」といった感じで経済面だけを考えがちですが、芸術面でもグローバル化を感じられる本でした。芸術に興味のない方でもグローバルな同時性のようなものを感じる事ができます。
また、芸術というと、印象派とか、ルネサンスやバロックとか、デパートでやる展覧会を想像してしまうんですけど、今ある社会の問題に目を背けないで、どのように生きていけばいいのか、そんな切り口で取組んでいる芸術家たちもたくさんいるんですよね。
著者の方とは直接面識がないのですが、彼女が関わった10年以上前に世田谷美術館でジェームズタレル展が今でも印象に残っています。彼女は今は東京現代美術館のキュレーターとなっているようです。
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