Posted at 2015.05.23 Category : 未分類
久しぶりにTOEICの問題を見てみて、パート2とパート3の差は大きいなと思いました。初学者がパート3になるといきなり太刀打ちできなくなるというのも納得がいきます。
特に目新しいことが分かったわけではないですが、語数と文字数をパート2、3、5と簡単に数えてみての雑感です。
日本のサイトのサンプル問題。
(Man)29語122字
(Woman)11語51字
(Man)3語17字
(Woman)31語134字
米国のサイトのサンプル問題
(Woman)19語73字
(Man)19語81字
(Man)29語112字
(Woman)11語49字
秒数にすると大したことないですが、改めて数えてみると結構な量です。文脈がないTOEICの試験ですから、背景説明を会話にさりげなく盛り込まなくてはいけないという制約があるのは理解できますが、初見でいきなり100%分かるというのは初学者から中級者には難しいに違いありません。
パート3の対話1ターンの平均
19語80字
このあたりの語数と文字数の違いはパート2と比べてみるとはっきりします。
Who takes the packages to the post office?
(A) Turn left at the corner.
(B) Martin usually does it.
(C) No, I didn’t.
上記のようサンプル問5問文の平均です。会話1ターンがパート2の質問の2倍の量があります。質問の方が長いのは当たり前のことですが、それが語数になって現れていますね。パート2のリッスン&リピードができるようになっても、パート3は長く感じるかもしれません。
パート2のサンプル問題5問の平均
質問 7.6語34字
応答 4.7語19.4字
パート5のサンプル問題5問とも比べてみたところ、パート3に近い量でした。パート3は短い応答も含まれての平均ですから、パート5より長い文が会話1ターンで出る可能性が高いのです。
The award is given to an individual who has made significant contributions to the community through volunteer work.
パート5のサンプル問題5問の平均
18語89字
もちろんリスニングの文とリーディングの文の違いはあります。以下のように1語あたりの文字数の平均値を出してみると、リーディングのパート5の方が語彙レベルが高いことがわかります。1語あたりの文字数でreservationは11字となります。機能語や代名詞が多ければ文字数は少なくなりますし、難しめの語彙が多く使われると文字数は多くなるでしょう。
パート2質問 1語あたり4.5字
応答 1語あたり4.1字
パート3 1語あたり4.4字
パート5 1語あたり5字
そうは言っても、パート3の会話1ターンの平均が19語80字ということは、これを4回やり取りするのですから、負荷は高いです。初学者がパート2まではなんとかくらいつけるけど、パート3になると置いてきぼりになるというのは語数を数えただけでも想像できます。パート3の理解の境目を測るためにも、パート3の最初の2題くらいは会話3ターンでしかも、短めのやつを出題してみたくなりますね。
パート3は問題を先読みして4択で答えるから正解ができているのであって、パート3を即座に理解しているレベルに達するのはまた別の話だろうというのが今回の感想でした。
特に目新しいことが分かったわけではないですが、語数と文字数をパート2、3、5と簡単に数えてみての雑感です。
日本のサイトのサンプル問題。
(Man)29語122字
(Woman)11語51字
(Man)3語17字
(Woman)31語134字
米国のサイトのサンプル問題
(Woman)19語73字
(Man)19語81字
(Man)29語112字
(Woman)11語49字
秒数にすると大したことないですが、改めて数えてみると結構な量です。文脈がないTOEICの試験ですから、背景説明を会話にさりげなく盛り込まなくてはいけないという制約があるのは理解できますが、初見でいきなり100%分かるというのは初学者から中級者には難しいに違いありません。
パート3の対話1ターンの平均
19語80字
このあたりの語数と文字数の違いはパート2と比べてみるとはっきりします。
Who takes the packages to the post office?
(A) Turn left at the corner.
(B) Martin usually does it.
(C) No, I didn’t.
上記のようサンプル問5問文の平均です。会話1ターンがパート2の質問の2倍の量があります。質問の方が長いのは当たり前のことですが、それが語数になって現れていますね。パート2のリッスン&リピードができるようになっても、パート3は長く感じるかもしれません。
パート2のサンプル問題5問の平均
質問 7.6語34字
応答 4.7語19.4字
パート5のサンプル問題5問とも比べてみたところ、パート3に近い量でした。パート3は短い応答も含まれての平均ですから、パート5より長い文が会話1ターンで出る可能性が高いのです。
The award is given to an individual who has made significant contributions to the community through volunteer work.
パート5のサンプル問題5問の平均
18語89字
もちろんリスニングの文とリーディングの文の違いはあります。以下のように1語あたりの文字数の平均値を出してみると、リーディングのパート5の方が語彙レベルが高いことがわかります。1語あたりの文字数でreservationは11字となります。機能語や代名詞が多ければ文字数は少なくなりますし、難しめの語彙が多く使われると文字数は多くなるでしょう。
パート2質問 1語あたり4.5字
応答 1語あたり4.1字
パート3 1語あたり4.4字
パート5 1語あたり5字
そうは言っても、パート3の会話1ターンの平均が19語80字ということは、これを4回やり取りするのですから、負荷は高いです。初学者がパート2まではなんとかくらいつけるけど、パート3になると置いてきぼりになるというのは語数を数えただけでも想像できます。パート3の理解の境目を測るためにも、パート3の最初の2題くらいは会話3ターンでしかも、短めのやつを出題してみたくなりますね。
パート3は問題を先読みして4択で答えるから正解ができているのであって、パート3を即座に理解しているレベルに達するのはまた別の話だろうというのが今回の感想でした。
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