Posted at 2013.03.27 Category : New York Times
英語の学習はまずは英語運用能力の向上を目指すべきなことは重々承知ですが、知識だって英語をよりよく理解するためには重要でしょう。勉強勉強してしまうと味気ないことは確かにあるでしょうが、何気なく調べた物がこれまで知っていた知識に結び付いた瞬間というのはとても気持ちがいいものです。こういうのはお金を払っても買うことができない瞬間ですので、学ぶことの贅沢の一つといってもいいかもしれません。
そんな一例を一つご紹介します。ニューヨークタイムズのToday's Headlinesの電子メールを登録しているのですが、今日の一言みたいなコーナーQUOTATION OF THE DAYは以下のようなものでした。
QUOTATION OF THE DAY
"It's like the Oklahoma land rush for an hour. We encourage people to use multiple phones and to dial and dial and dial."
RUSSELL OVERBY, a Legal Aid lawyer, on a program in which Tennessee opens a hot line for a few hours a year to people who are not eligible for Medicaid, but who cannot afford health care.
まあ分からない事を調べるのは仕事みたいなものなので、Oklahoma land rushの部分を調べてみました。
(ウィキペディア日本語語版)
ランドラッシュ
ランドラッシュ (Land Rush, Land Run) とは1889年4月22日にアメリカ合衆国政府が入植を解禁したオクラホマに白人が未開の土地を求め殺到した現象を指す。
(ウィキペディア英語版)
Land run
Land run (sometimes "land rush" ) usually refers to an historical event in which previously restricted land of the United States was opened to homestead on a first arrival basis. Some newly opened lands were sold first-come, sold by bid, or won by lottery, or by means other than a run. The settlers, no matter how they acquired occupancy, purchased the land from the United States Land Office. For former Indian lands, the Land Office distributed the sales funds to the various tribal entities, according to previously negotiated terms. The Oklahoma Land Run of 1889 was the most prominent of the land runs, although there were several others, as enumerated below.
「遥かなる大地へ - 1893年のランドラッシュを題材とした1992年の映画」ともありました、あの映画もこのランドラッシュを扱っていたのですね。
今回わざわざ記事にしてみようと思ったのは、以下の部分「21世紀のランドラッシュ」についてこのブログでも取り上げさせてもらっていたからでした。
(ウィキペディア日本語版)
21世紀のランドラッシュ
2007年-2008年の世界食料価格危機が発端となって、ヨーロッパや中国、韓国、インドなどが国を上げてアフリカや南米、旧ソ連圏の未開発の農地を大掛かりに買収している現象を指す。ランドグラビング(土地収奪)ともいわれ、現地の住民に必要な食料の確保を無視して政府間で強引な買収を行うケースもあり、「新植民地主義」として非難を浴びる事例も少なくない。2009年にはマダガスカルで、国土の耕地可能面積の半分を韓国企業の大宇ロジスティクスに99年間無償貸与するとした大統領がクーデターにより退陣に追い込まれる事態も発生した[1]。
2009年9月にはニューヨークにおいて日本を議長国とし、ランドラッシュ対応への国際ルールづくりを目指した初の国際会議が開催された。世界31ヵ国とFAO、世界銀行などの国連機関が参加したが、ランドラッシュに大きくかかわっている中国と中東の一部の国は会議を欠席した[2]。
ウィキペディアのこの記載を見るまで、Oklahoma land rushが以下のオックスファムが訴えているようなglobal land rushに結び付くなんて思いもよりませんでした(汗)
‘OUR LAND, OUR LIVES’
Time out on the global land rush
基本をしっかり身につける重要性を否定はしません。でも圧倒的な量のインプットをしないと資格レベルを超えた実力はつかないんですよね。皆さんにもこのような知識が結び付く瞬間をたくさん味わっていただきたいなと思います。
そんな一例を一つご紹介します。ニューヨークタイムズのToday's Headlinesの電子メールを登録しているのですが、今日の一言みたいなコーナーQUOTATION OF THE DAYは以下のようなものでした。
QUOTATION OF THE DAY
"It's like the Oklahoma land rush for an hour. We encourage people to use multiple phones and to dial and dial and dial."
RUSSELL OVERBY, a Legal Aid lawyer, on a program in which Tennessee opens a hot line for a few hours a year to people who are not eligible for Medicaid, but who cannot afford health care.
まあ分からない事を調べるのは仕事みたいなものなので、Oklahoma land rushの部分を調べてみました。
(ウィキペディア日本語語版)
ランドラッシュ
ランドラッシュ (Land Rush, Land Run) とは1889年4月22日にアメリカ合衆国政府が入植を解禁したオクラホマに白人が未開の土地を求め殺到した現象を指す。
(ウィキペディア英語版)
Land run
Land run (sometimes "land rush" ) usually refers to an historical event in which previously restricted land of the United States was opened to homestead on a first arrival basis. Some newly opened lands were sold first-come, sold by bid, or won by lottery, or by means other than a run. The settlers, no matter how they acquired occupancy, purchased the land from the United States Land Office. For former Indian lands, the Land Office distributed the sales funds to the various tribal entities, according to previously negotiated terms. The Oklahoma Land Run of 1889 was the most prominent of the land runs, although there were several others, as enumerated below.
「遥かなる大地へ - 1893年のランドラッシュを題材とした1992年の映画」ともありました、あの映画もこのランドラッシュを扱っていたのですね。
今回わざわざ記事にしてみようと思ったのは、以下の部分「21世紀のランドラッシュ」についてこのブログでも取り上げさせてもらっていたからでした。
(ウィキペディア日本語版)
21世紀のランドラッシュ
2007年-2008年の世界食料価格危機が発端となって、ヨーロッパや中国、韓国、インドなどが国を上げてアフリカや南米、旧ソ連圏の未開発の農地を大掛かりに買収している現象を指す。ランドグラビング(土地収奪)ともいわれ、現地の住民に必要な食料の確保を無視して政府間で強引な買収を行うケースもあり、「新植民地主義」として非難を浴びる事例も少なくない。2009年にはマダガスカルで、国土の耕地可能面積の半分を韓国企業の大宇ロジスティクスに99年間無償貸与するとした大統領がクーデターにより退陣に追い込まれる事態も発生した[1]。
2009年9月にはニューヨークにおいて日本を議長国とし、ランドラッシュ対応への国際ルールづくりを目指した初の国際会議が開催された。世界31ヵ国とFAO、世界銀行などの国連機関が参加したが、ランドラッシュに大きくかかわっている中国と中東の一部の国は会議を欠席した[2]。
ウィキペディアのこの記載を見るまで、Oklahoma land rushが以下のオックスファムが訴えているようなglobal land rushに結び付くなんて思いもよりませんでした(汗)
‘OUR LAND, OUR LIVES’
Time out on the global land rush
基本をしっかり身につける重要性を否定はしません。でも圧倒的な量のインプットをしないと資格レベルを超えた実力はつかないんですよね。皆さんにもこのような知識が結び付く瞬間をたくさん味わっていただきたいなと思います。
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