Posted at 2015.12.31 Category : 未分類
あまりのかわいさにとろけてしまう赤ちゃんの映像。Esquireの記事で知ったのですがLife has many firsts: First kiss, first time riding a bike, first love.と書き出しではfirstが名詞と形容詞として使われています。
Watch Bacon Completely Blow This Baby's Mind
Bacon, BACON, BACONBACON.
Life has many firsts: First kiss, first time riding a bike, first love. To experience them again is obviously impossible, so we create smaller, genetically similar humans and live vicariously through them...
なんてことのない単語firstですが、Life has many firstsなんて名詞として使うのはノンネイティブだと難しいかもしれません。それに辞書的には「通例単数形で」と書いてあったりするので尚更です。
(ウィズダム)
first 名詞
〖通例単数形で〗【人にとって】初めての(重要な)出来事[経験] «for»
▸ Winning the cup was a first for the team.
優勝はそのチームにとって初体験だった
▸ That's a first.
初めてのことだね.
stoneという単語も同じくなんてことのない超初級単語です。TOEICで使われるケースは少なくパート1でStones are being lined up on a bench.といった文が出ていました。「stone=石」と名詞として覚えていることが多い単語も英語では柔軟に他の品詞として使われます。
Iranian woman to be stoned to death as world marks UN 'Human Rights Day'
By Benjamin Weinthal Published December 10, 2015
As the world marks International Human Rights Day on Thursday, Iran is continuing its execution spree with the announcement that a woman has been sentenced to death by stoning.
The gruesome penalty, in which the wrongdoer is buried up to their shoulders and pelted with rocks, was first reported on the Persian-language Iranian website LAHIG. The woman, who was identified only by the initials “A.Kh,” was convicted of being complicit in her husband's murder.
(こちらは数年前の動画ニュースです)
記事を実際に読めば使われている意味は即座にわかりますが、stoneが動詞としてしかもto be stonedという受動態やstoningという動名詞としてあるのをみると基本単語は品詞にまたがって使われるので構文をしっかりとり、文脈を読み取らないと誤読してしまいそうですね。基本単語の習得は数でいうと1000とか2000とかに収まりそうですが、このような幅広い使われ方を考えると1万語、2万語の習得に匹敵する労力を要するのではと思ってしまいます。
(オックスフォード)
stone
throw stones
[usually passive] stone somebody/something to throw stones at somebody/something Shops were looted and vehicles stoned. to be stoned to death (= as a punishment)
今回のニューヨーカーの記事はイランでの活動家の様子をレポートしたものでした。重い内容ですが、いつものように視野を広げてもらえるものです。
Annals of Activism JANUARY 4, 2016 ISSUE
War of Words
A woman’s battle to end stoning and juvenile execution in Iran.
BY LAURA SECOR
日本も夫婦別姓問題があるのでイランの「前近代性」を指させる立場にはいませんが、今でもこのような問題があるということ、そしてそのような問題がはらむ闇の深さにショックを受けますが、と同時にそのような状況を少しでもよくしようとして奮闘している人々がいることに勇気をもらえます。
英語学習の素晴らしい点の一つは視野を広げてもらえることです。資格取得で自信をつけるのは悪いことではないですが、そのままでは内弁慶で終わってしまいます。「つながり」と「まとまり」だってその先が単なるグルメレポートなんかで終わるなら同じ内弁慶でしょう。そのような状況を脱したい人にはNew Yorkerでなくてもいいですが良質のレポートで視野を広げることをお勧めします。
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