Posted at 2016.05.30 Category : 未分類
今週木曜日に河合祥一郎先生が日比谷図書館で講演会をしてくれるようです。
シェイクスピア没後400年記念 『ハムレット』を音読する ―名作を正しく理解するために
シェイクスピア没後400 年を記念して、代表作『ハムレット』の名ゼリフを読みながら、作品の神髄に迫ります。弱強五歩格(アイアンビック・ペンタミター)の説明は、英語の童謡、マザーグースを用いてわかりやすく行います。作品の魅力を音でお楽しみください。
※講演は日本語で行われます。一部実例として講師が英語の音読を致します。
読売新聞が先生とシェイクスピアの関わりを記事にしてくれていましたね。ハムレットの朗読を(2)で披露してくださっています。
イギリスのかたち
芝居こそ真実…「どん底」でシェークスピア(1)
2016年04月13日 05時20分
愚か者の幸せ…「どん底」でシェークスピア(2)
2016年04月28日 10時53分
言葉は宙に舞う…「どん底」でシェークスピア(3・終わり)
2016年05月09日 05時20分
ちょくちょく書いていることですが音やリズムを身体で感じることも言語の楽しみであります。河合先生も触れています。
「シェークスピアとルイス・キャロルに共通しているのは、言葉の遊戯性(playfulness)。言葉には、意味だけでなく、音やリズムもある。2人は、言葉は意味よりも音やリズムが大切だと考えていたようです。一見、意味がないような言葉遊びが哲学的な思考と結びつき、バカバカしいのに高尚だったり、笑えるのに深遠だったりする。その根底には、イングランドの鷹揚さ、楽しみを善とする、ある種のスピリッツがあるんだと思います」
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