Posted at 2016.08.26 Category : 未分類
新TOEICはシチュエーションやコンテクストの理解がますます重要になっています。さすがにパート1の設問にストーリ性は求められませんが、パート2やパート5もコンテクストを意識して作られていると思っています。公式サイトで公開されているサンプル問題でみてみましょう。
7. Where’s the new fax machine?
- (A) Next to the water fountain.
オフィス機器のfaxが登場しているのでオフィス内のやりとりでしょう。気になるのはwater fountainという表現。公園の噴水をイメージすると選びづらいですね(汗)。オックスフォードを調べてみると公園にあるような噴水式水飲み器のようです。
(オックスフォード)
water fountain
(also drinking fountain)
a device that supplies water for drinking in public places
確かにオフィス内にもこのような水飲み器はありますが、まだ違和感があります。ロングマンにはwater coolerの意味を載せていました。こちらの方がオフィスによくあるものなので、状況を想像しやすいですね。
(ロングマン)
water fountain
1 drinking fountain
2 water cooler
次のやり取りも見てみます。
8. How well does Thomas play the violin?
- (B) Oh, he’s a professional.
応答も難しいものではないので素通りしやすいですが、he's a professionalという応答はおかしな感じもします。プロミュージシャンのうまさを聞いていたとしたらこんな応答はしないからです。そもそもプロミュージシャンならTaylor Swiftのようにフルネームを出すでしょうから同僚同士の会話ではないかと想像します。きっとThomasが趣味でバイオリンをやっているようだという話になったのではないでしょうか。同僚同士の会話でThomasという名の同僚の話をしているとしたらhe's a professionalは「プロ並みにうまい」という意味と想像します。
もちろんこれは解釈の一例であって他の可能性もあります。Thomasが本当にプロ奏者として業務以外の時間プレイしているというものです。あとは、応答者の息子のThomasがバイオリンをやっているという話になって、息子さんが本当にプロのバイオリン奏者であることだってあるでしょう。まあ、厚切りジェイソンではないので会社員とプロ奏者を両立するのは難しそうですし、息子について話していたら最初にバイオリンのプロ奏者という話になるので、どれだけうまいという話にはならないですが。。。
教材の和訳をする時にwater fountainを「ウォータークーラー」、he's a professionalを「プロ並みです」とすると少し訳し過ぎになってしまうかもしれませんが、自分が納得いくようなシチュエーションをイメージして一つ一つのやり取りを理解していくと、パート3やパート4も含めた新形式対策になるのではと思います。
7. Where’s the new fax machine?
- (A) Next to the water fountain.
オフィス機器のfaxが登場しているのでオフィス内のやりとりでしょう。気になるのはwater fountainという表現。公園の噴水をイメージすると選びづらいですね(汗)。オックスフォードを調べてみると公園にあるような噴水式水飲み器のようです。
(オックスフォード)
water fountain
(also drinking fountain)
a device that supplies water for drinking in public places
確かにオフィス内にもこのような水飲み器はありますが、まだ違和感があります。ロングマンにはwater coolerの意味を載せていました。こちらの方がオフィスによくあるものなので、状況を想像しやすいですね。
(ロングマン)
water fountain
1 drinking fountain
2 water cooler
次のやり取りも見てみます。
8. How well does Thomas play the violin?
- (B) Oh, he’s a professional.
応答も難しいものではないので素通りしやすいですが、he's a professionalという応答はおかしな感じもします。プロミュージシャンのうまさを聞いていたとしたらこんな応答はしないからです。そもそもプロミュージシャンならTaylor Swiftのようにフルネームを出すでしょうから同僚同士の会話ではないかと想像します。きっとThomasが趣味でバイオリンをやっているようだという話になったのではないでしょうか。同僚同士の会話でThomasという名の同僚の話をしているとしたらhe's a professionalは「プロ並みにうまい」という意味と想像します。
もちろんこれは解釈の一例であって他の可能性もあります。Thomasが本当にプロ奏者として業務以外の時間プレイしているというものです。あとは、応答者の息子のThomasがバイオリンをやっているという話になって、息子さんが本当にプロのバイオリン奏者であることだってあるでしょう。まあ、厚切りジェイソンではないので会社員とプロ奏者を両立するのは難しそうですし、息子について話していたら最初にバイオリンのプロ奏者という話になるので、どれだけうまいという話にはならないですが。。。
教材の和訳をする時にwater fountainを「ウォータークーラー」、he's a professionalを「プロ並みです」とすると少し訳し過ぎになってしまうかもしれませんが、自分が納得いくようなシチュエーションをイメージして一つ一つのやり取りを理解していくと、パート3やパート4も含めた新形式対策になるのではと思います。
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