Posted at 2016.11.22 Category : 未分類
先ほど取り上げた動詞stopはTOEICではどのように使われているでしょうか。多少例外もあるんですが以下のカテゴリーに大別できました。

(人が)立ち寄る
(乗り物が)停車する
(機械が)作動しなくなる
(人・モノが)やめる
これはあくまでTOEICを調べた結果ですので一般化できるものではありません。ただ、オフィス内の会話やレストランや交通機関など日常生活に関わるTOEIC出題トピックで使われる表現なので「実用性」は高いと言えそうです。
一つずつ見てみます。
(人が)立ち寄る
I’ll stop by later to show you how to use this device.
stop byをインフォーマルとして扱う辞書も多いですがTOEICとしては普通に使って問題ないとみなしているのでしょう。句動詞はTOEICではあまり登場しないんですが、stop byは使用OKのゴーサインが出ているようなので重要表現とETSが考えているのでしょう。
(ロングマン)
stop by (something)
to make a short visit to a place or a person’s home, especially while you are going somewhere else
I’ll stop by this evening.
Daniel stopped by the store on his way home.
ロングマンにあるようにstop byの後に場所が続くケースもTOEICに登場しています。TOEICの場合は何か目的=用事があって立ち寄ることが多いです。
Stop by the store to register today!
またstop inも同じように「立ち寄る」の意味で使われています。この例文は店の広告での表現ですね。呼び込身の決まり文句の一つとして慣れておきたいです。
Be sure to stop in and see our great selection of shoes.
「stop=やめる」のイメージが強いとしかも「ストッバイ」のように耳で聞くと「立ち寄る」という意味を捉えそこなうことがありそうです。
(乗り物が)停車する
The express train does not stop at Blue Station.
バスと列車が主語となって登場します。この意味ではThe next stop will be Blue Station.のように名詞でもよく使われていました。
(機械が)作動しなくなる
The copier just stopped working.
stop working するものとしてcomputerやair conditioner, heaterなどが登場しています。computerやcopierならオフィス関連での話、air conditionerだったらアパート関連での話で登場しそうですね。
(人・モノが)やめる
The company temporarily stopped production of their latest smartphone.
この意味はおなじみなので特筆すべきことはありませんが「stop 目的語」と「stop –ing」と同じような頻度で登場していました。
意味を大別しましたが文脈によって意味が少し変わるケースがあることは気をつけたいです。一文を語義や構文を当てはめて理解することも大事なんですけど文脈も意味を理解するのに不可欠な要素であります。
Why don't we stop for lunch?を例にとってみます。
Why don't we stop for lunch? We can finish the work later after lunch.
Why don't we stop for lunch on the way to the convention center?
まあどちらも似た意味ですが、最初の例は「仕事を中断してランチを取ろう」と提案しているのに対して2番目の例は「外出の途中でランチにどこか寄ろう」と提案しているものです。
さらにWhy don’t we stop for the night? だったら「どこかに泊まろう」の意味になるので、いずれも日本語的にふさわしい表現は変わってしまいます。このあたりの柔軟性は持っておきたいです。
日本人学習者が真っ先に思い浮かぶ「stop=やめる」の語義はロングマンでもオックスフォードでも最初の語義としてあげているので最重要であることは変わりないのですが、「立ち寄る」の意味も同じくらいTOEICではよく使われるのは見落としがちではないでしょうか。基本単語の輪郭をつかむ作業は後回しにされがちなんですが結構勘違いの原因になっている気がします。

(人が)立ち寄る
(乗り物が)停車する
(機械が)作動しなくなる
(人・モノが)やめる
これはあくまでTOEICを調べた結果ですので一般化できるものではありません。ただ、オフィス内の会話やレストランや交通機関など日常生活に関わるTOEIC出題トピックで使われる表現なので「実用性」は高いと言えそうです。
一つずつ見てみます。
(人が)立ち寄る
I’ll stop by later to show you how to use this device.
stop byをインフォーマルとして扱う辞書も多いですがTOEICとしては普通に使って問題ないとみなしているのでしょう。句動詞はTOEICではあまり登場しないんですが、stop byは使用OKのゴーサインが出ているようなので重要表現とETSが考えているのでしょう。
(ロングマン)
stop by (something)
to make a short visit to a place or a person’s home, especially while you are going somewhere else
I’ll stop by this evening.
Daniel stopped by the store on his way home.
ロングマンにあるようにstop byの後に場所が続くケースもTOEICに登場しています。TOEICの場合は何か目的=用事があって立ち寄ることが多いです。
Stop by the store to register today!
またstop inも同じように「立ち寄る」の意味で使われています。この例文は店の広告での表現ですね。呼び込身の決まり文句の一つとして慣れておきたいです。
Be sure to stop in and see our great selection of shoes.
「stop=やめる」のイメージが強いとしかも「ストッバイ」のように耳で聞くと「立ち寄る」という意味を捉えそこなうことがありそうです。
(乗り物が)停車する
The express train does not stop at Blue Station.
バスと列車が主語となって登場します。この意味ではThe next stop will be Blue Station.のように名詞でもよく使われていました。
(機械が)作動しなくなる
The copier just stopped working.
stop working するものとしてcomputerやair conditioner, heaterなどが登場しています。computerやcopierならオフィス関連での話、air conditionerだったらアパート関連での話で登場しそうですね。
(人・モノが)やめる
The company temporarily stopped production of their latest smartphone.
この意味はおなじみなので特筆すべきことはありませんが「stop 目的語」と「stop –ing」と同じような頻度で登場していました。
意味を大別しましたが文脈によって意味が少し変わるケースがあることは気をつけたいです。一文を語義や構文を当てはめて理解することも大事なんですけど文脈も意味を理解するのに不可欠な要素であります。
Why don't we stop for lunch?を例にとってみます。
Why don't we stop for lunch? We can finish the work later after lunch.
Why don't we stop for lunch on the way to the convention center?
まあどちらも似た意味ですが、最初の例は「仕事を中断してランチを取ろう」と提案しているのに対して2番目の例は「外出の途中でランチにどこか寄ろう」と提案しているものです。
さらにWhy don’t we stop for the night? だったら「どこかに泊まろう」の意味になるので、いずれも日本語的にふさわしい表現は変わってしまいます。このあたりの柔軟性は持っておきたいです。
日本人学習者が真っ先に思い浮かぶ「stop=やめる」の語義はロングマンでもオックスフォードでも最初の語義としてあげているので最重要であることは変わりないのですが、「立ち寄る」の意味も同じくらいTOEICではよく使われるのは見落としがちではないでしょうか。基本単語の輪郭をつかむ作業は後回しにされがちなんですが結構勘違いの原因になっている気がします。
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