新形式でも登場していたpick upのパート1での用法は以下のような動作表現です。
The man’s picking up a cup.
ピックアップというカタカナの語義「 拾い上げること。選び出すこと。」(スーパー大辞林)そのままの使われ方です。これまでのTOEICでは、拾い上げるものとしてbag, cup, notebook, newspaperなど手に取れる物ならいろいろと登場していました。
(ロングマン)
pick somebody/something ↔ up
<…>を取り上げる, 手に取る
• He picked up the letter and read it.
彼は手紙を手に取って読んだ.
• Picking up her bag, she rushed out of the
room.
バッグを手に取ると,彼女は部屋から飛び出していった
せっかくなので以下の表現との違いは意識しておきたいです。
The woman’s reaching to pick up a cup.
改めて見比べると混同しないと思うんですけど念のため。
The man’s picking up a cup. →手に取っている最中
The woman’s reaching to pick up a cup. →手を伸ばして取ろうとしている(まだ手に取っていない)
ただこのような動作表現はパート2以降ではほとんど登場しなくなります。ロングマンの例文を確認してもらうとその理由を想像できかもしれませんが、パート2以降のTOEICのシチュエーションでは動作の描写が必要になるケースは少ないですからね。韓国公式単語集にもパート1頻出表現としても載っていますし、この語義は大事なものです。
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