Posted at 2018.04.05 Category : 未分類
本屋をのぞいてみると最近でたHUMMERさん監修の単語集と同じコンセプトの本が出版されていました。
著者の番場先生は英語学校でTOEIC対策教室も受け持ち、アルクのTTT講座の修了生でもあるようです。
色々テンコ盛りなHUMMERさんの単語集に比べこちらの方はシンプルな作りなので、こちらの方が見やすいと思う方もいらっしゃるでしょう。
これらの本は、とりあえずTOEIC対策で一冊だけしか取り組む余裕がないという方にはオススメできますね。
ここまで紹介しておいて梯子を外すような形になってしまいますが、文脈の中での単語学習という面を考えるとアルクの基本例文700選の方が勉強しやすいのではと思ってしまいました。(公認の動画ではないと思いますがどんな本かわかってもらうために紹介します)
この本は例文集で単語解説がメインではないのですが、一文一文分けて説明してくれているので一文ごとの学習がしやすいからです。
一文ごとの理解をしっかりするという方向性では関先生の単語集は構文を載せていて新しいと思いました。こちらの方向性のTOEIC本も出して欲しいですね。
Yutaの批判は少し的外れかもしれません。長文を載せている単語集は一文単位の理解よりもコンテクストや状況を理解することを優先させているのですから、でも、長文がドンとあってその中で使われている単語が紹介されていると、長文の部分はなんとなく眺めて終わりになってしまわないでしょうか。こいう形を使いこなせるのは長文を理解できる学習者に限られてしまうのではと危惧します。
まあ、そのような危険性も理解しているから、HUMMERさんの本では問題を別冊でつけて理解度のチェックを行うようにしたのかもしれません。
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