Posted at 2018.06.20 Category : 未分類
外国語学習を長年していると、カタカナ英語とか、日本人英語とかを馬鹿にして、ネイティブ並みに英語を駆使していることを自慢したくなります。でも苦労して学んだからこそ、あちら側に立って見下すのではなく、奮闘している人に対して配慮してあげることが大事なはずです。特に英語の場合、相手が英語ネイティブではないケースもあるので相手の理解度に応じて柔軟に対応できるのが理想でしょう。
やさしい日本語で説明してくれているNHKのNews Web Easyについては過去にもこのブログで取り上げましたが、今回の地震で改めて重要性を感じました。
NHKのNews Web Easyの地震のニュースは以下のようなものなんですが、だいぶ読みやすい日本語になっています。
大阪府で震度6弱の大きな地震
[6月18日 16時40分]
18日午前7時58分ごろ、大阪府でマグニチュード6.1(M6.1)の地震がありました。大阪市北区、高槻市、枚方市、茨木市、箕面市は震度6弱で、とても大きく揺れました。大阪府の周りの府や県でも震度5強や震度5弱の所がたくさんありました。
警察によると、この地震で壁などが倒れてきて3人が亡くなりました。けがをした人もたくさんいます。
これ以外にも漢字に読み仮名をつけられたり、下線部の意味がポップアップで出るようになっていたりと工夫もされています。さらに固有名詞を人名、地名、組織名の3種類に色分けして理解しやすいようにしています。固有名詞は固有名詞として知らないと全体の理解もあやふやになりやすいのは英語学習者の我々は経験として知っていることですよね。
(緑) 人の名前
(オレンジ) 国や県、町、場所などの名前
(青) 会社やグループなどの名前
新幹線停止のニュースではパンタグラフのような日常生活で馴染みないような言葉はその役割を「電線から電気をもらうために新幹線の屋根にある」と本文に書いてくれています。
(News Web Easy)
JR東日本によると、電線から電気をもらうために新幹線の屋根にある「パンタグラフ」に、何かがぶつかった跡が見つかりました。新幹線の電気が消えた場所の近くでは、死んでいる鳥が見つかりました。
(通常のニュース)
JR東日本によりますとトラブルの原因を調べた結果、車両の屋根に設置されたパンタグラフに何かがぶつかった跡やショートした跡が見つかりました。また列車で停電が起きた場所の近くで鳥の死骸が見つかったということです。
英語を学習するときも、使用するときもこのような配慮ができるようになりたいです。相変わらず「俺の英語完璧、スゲーだろ、つべこべ言わず俺の話聞け」みたいなオッサンが英語界隈にいますから。。。
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