Posted at 2018.12.16 Category : 未分類
金成隆一さんの『記者、ラストベルトに住む-——-トランプ王国、冷めぬ熱狂』はトランプ支持者の実状がよくわかる本で、オピオイドの問題も切っても切れない関係にあることも見えました。トランプの人物批判をするだけでは、現状のエリートたちへの不信感があることを見過ごしやすいですからこういう本は貴重です。
オバマの「ウソの約束」という章でオバマが選挙期間中はNAFTAに反対していたのを取り上げていました。これ以外にもイラク戦争に反対、不法移民に厳しい対応をするよう提案したりとメッセージとしてはトランプ的なことをしていたわけです。本で紹介されていた部分はYoutubeにありました。
不法移民に厳しい態度を示すことを語っているのはこちら。
トランプとの違いは、当選後はオバマは立場を変えてしまったところでしょうか。
でもオバマを信じていた有権者にとってはウソをつかれたと感じてしまうことでしょう。これに引き換えトランプはNAFTAに取り組み、少なくとも条約の名前は変えることに成功しました。彼を「実行力」のある頼れる政治家と感じる有権者もいるに違いありません。
スポンサーサイト
Tracback
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)