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Uncharted Territory

自分が読んで興味深く感じた英文記事を中心に取り上げる予定です

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映画グリーンブックにも注目

 


1962年。天才黒人ピアニストは、粗野なイタリア系用心棒を雇い、〔黒人専用ガイドブック<グリーンブック>〕を頼りに、あえて差別の色濃い南部へコンサート・ツアーへ繰り出す。旅の終わりに待ち受ける奇跡とは? まさかの実話!

ゴールデングローブ賞はボヘミアンラプソディーが話題をさらいましたが、映画グリーンブックにも注目です。こちらは日本では3月に公開だそうです。監督による受賞スピーチも素晴らしいものでした。



1分20秒あたりから
This is a story of the trip that Don Shirley and Tony Vallelonga took in the pre-Civil Rights era of the 1960s. Don Shirley was a great man and under-appreciated genus who couldn't play the music he wanted to play simply because of the color of his skin. Yet he went on to create his own genre of music. It sounds so beautiful that it still resonates today. Tony Vallelonga came from an immigrant family in the Bronx and from a culture that didn't value diversity or individuality, yet during that trip with Dr. Shirley, he grew and evolved more than most families do over several generations. 
これはDon ShirleyとTony Vallelongaが公民権が認められる前の1960年代に旅行した話です。Don Shirleyは素晴らしい人物ですが、正しく評価されなかった天才で、自分が演奏した音楽をできませんでした。理由はただ単に彼の肌の色でした。それでも彼は独自の音楽を作り続けました。とても素晴らしいもので今でも心に響きます。Tony Vallelongaはニューヨークのブロンクスの移民家族出身で、多様性や個性などを評価しない文化で育ちました。それでもDr. Shirleyとの旅行を通じて成長し、多くの家族が何世代も通じて達成する以上のものを生み出したのです。

This story, when I heard it, gave me hope. And I wanted to share that hope with you. Because we're still living in divided times, maybe more so than ever. And that's who this movie is for. It's for everybody. If Don Shirley and Tony Vallelonga can find common ground, we all can. All we have to do is talk and to not judge people by their differences, but look for what we have in common, and we have a lot in common. We all want the same thing. We want love, we want happiness, we want to be treated equally, and that's not such a bad thing. Thank you very much. I appreciate it.
この話を聞いた時、希望が湧きました。この希望を皆さんと共有したかったのです。私たちはいまだに分断された時代に生きています。これまで以上に分断されているかもしれません。この映画が対象としているのはそんな人たちです。すべての人たちです。Don ShirleyとTony Vallelongaが共通点を見出せたなら、私たちも皆できるでしょう。私たちがすべきなのはただ話すことです。違いによって人を判断することではなく、共通に持っているものを見つけ出すことです。共通点はたくさんあります。皆同じものを望んでいます。愛情、幸せ、平等に扱われること、そんな悪いことではありません。どうもありがとう。

Yutaは一足早く見る機会がありましたが、とても良かったです。正直ストーリーは予測できるものですが、心温まるストーリーになっています。それに、黒人差別ってこんなことまでされていたんだと実感できました。。。しかも当時は合法だったんですよね。。。



(Wikipedia)
黒人ドライバーのためのグリーン・ブック (The Negro Motorist Green Book または The Negro Traveler's Green Book) は人種隔離政策時代に自動車で旅行するアフリカ系アメリカ人を対象として発行されていた旅行ガイドブックである。書名は創刊者であるヴィクター・H・グリーンに由来し、「グリーンによる黒人ドライバーのためのガイドブック」というほどの意味になる。通常は単に Green Book と呼ばれた (以下本項では便宜的に『グリーン・ブック』とする)。



インターネットの素晴らしいところは現物を確認できることろ。1949版のPDFがみやすいのでこちらを紹介します。


「携帯してね」と言いたい時は英語表現的にはwith youをつけた方が意味がはっきりすることに注意したいですね。

Carry your Green Book with you - You may need it

はじめにの部分を読むとユダヤ人差別もあったことが伺えます。

Introduction
With the introduction of this travel guide in 1936, it has been our idea to give the Negro traveler information that will keep him from running into difficulties, embarrassments and to make his trips more enjoyable.
1936年の当旅行ガイドの発売以来、我々が考えてきたのは、黒人の旅行者に情報を提供して苦労や困難に出会わなくて済むようにし、旅行を一層楽しいものにしてもらうことでした。

The Jewish press has long published information about places that are restricted and there are numerous publications that give the gentile whites all kinds of information. But during these long years of discrimination, before 1936 other guides have been published for the Negro, some are still published, but the majority have gone out of business for various reasons.
ユダヤ人の出版社は長いこと制限された場所についての情報を出版してきましたし、いくつもの出版物がユダヤ人でない白人に種々の情報を紹介しています。しかし、差別が続く長い時期に、1936年以前には他のガイドは黒人向けには出版されていませんでした。今もいくつかは刊行されていますが、ほとんどが何らかの理由で廃業してしまいました。

Introductionの締めの部分はしんみりしてしまいます。表向きの差別はなくなりましたが、先日もホテルから黒人が追い出されたというニュースがあったばかりですのでまだまだ時間はかかるのでしょうか。

There will be a day sometime in the near future when this guide will not have to be published. That is when we as a race will have equal opportunities and privileges in the United States. It will be a great day for us to suspend this publication for then we can go wherever we please, and without embarrassment. But until that time comes we shall continue to publish this information for your convenience each year.
近い将来いつか、このガイドを出版する必要のない日が来るでしょう。それは我々が人種としてアメリカで平等な機会と権利を得る日です。この出版物を休刊する時は我々にとって素晴らしい日となるでしょう。どこにでも行きたいところに、困難に会うことなく行けるのですから。しかし、その時が来るまではこの情報誌を読者の役に立つよう毎年発行を続けていきます。

Yutaはついつい実際のGreen Bookってどんなのだったろうと調べてしまいましたが、そんなのお構いなしに映画は楽しめますので、ご心配なく。
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