Posted at 2021.01.12 Category : 未分類
すごーい昔の漫画で申し訳ないのですが、ハイスクール奇面組というジャンプで連載されていたエピソードを今でも覚えています。あらすじだけだとギャグ漫画の面白さが伝わらず作者の方には申し訳ないんですが、以下のようなものです。
雪山で遭難して、洞穴で焚き火をして暖をとっている二人。
燃やすものがなくなったので、着ていた服を燃やし始める。
気づくと何も着ていない自分に気づいて焚き火の火も消える。
最後に焚き火がなくなって凍えて倒れていた二人は、結局、先生率いる捜索隊に見つかって命拾いはしますし、ギャグ漫画なので裸になっているキャラを見て笑うことはできます。
ただこれが現実だったとしたら身の破滅が待ち構えているだけですし、そしてもし雪山の洞穴でなかったとしたら、手当たり次第に周りの燃やせるものを投下していくはずです。
燃やせそうなものは何でも燃やしてきた人が手詰まりになった時にどうするのか? まだ燃やせるものがあるのか? 燃やせるものがなくなったときに何を燃やそうとするのか?
ヒラリークリントンがワシントンポストのOpEdに寄稿していて話題の本Casteから引用していました。
Opinion by Hillary Rodham Clinton Jan. 12, 2021 at 12:32 a.m. GMT+9
In Isabel Wilkerson’s new book “Caste,” she cites a question from historian Taylor Branch: “If people were given the choice between democracy and whiteness, how many would choose whiteness?” Wednesday reminded us of an ugly truth: There are some Americans, more than many want to admit, who would choose whiteness.
この引用がある部分は、本では人口動態の流れで白人が少数派になるという話で出ているものなんですよね。今はまだ選挙で勝てる可能性がある内はいいんです。例えばテキサスなんかは近い将来、民主党が常勝する州になると言われています。選挙で勝つ見込みがなくなった人々が何をするのか?今回のは単なる前触れにすぎないのではないのか、そんな心配がヒラリーの中にはあるようです。
Unless we confront the threats we face, we risk ensuring that last week’s events are only a prelude to an even greater tragedy.
ヒラリーはしっかり対応することの重要性を指摘して終えていますが、選挙で勝てる可能性があるときでもこのように暴れたのですから、選挙で勝てる可能性がなくなったときに何をするか、考えると恐怖でしかありません。
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