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Uncharted Territory

自分が読んで興味深く感じた英文記事を中心に取り上げる予定です

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なぜSNSは謝らなくていいのか。CDA230

 


訴えられたメディアは、FOXとか出版社とかが謝罪していました。翻って、ツイッターやFacebookから謝罪の声は聞きません。その違いを生み出しているのが、米国通信品位法230条なのですね。ちょくちょくニュースになっていましたし、SNSの創業者たちが公聴会とかに呼ばれていましたね。今更ですが、ようやくYutaの中でつながりました。

Campbell Kwan (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 高森郁哉 (ガリレオ)2020年10月19日 11時41分

 通信品位法230条は、ソーシャルメディアプラットフォームがサードパーティーのコンテンツを公開する場合の法的責任を免除している。ただしこれは、有害なコンテンツを削除する際や、公正なアクセスを提供する際に、「誠意ある」行動を取ることが条件だ。そうした誠意が調査で認められなければ、これらのプラットフォームは「パブリッシャー」と見なされ、公開するすべてのコンテンツに対する責任が生じる。

 通信品位法には現在、厳しい目が向けられている。この法律により、許可するコンテンツとブロックするコンテンツをどのように判断するかについて、ソーシャルメディア企業に過度の自由が与えられているという意見があるからだ。

 「ソーシャルメディア企業には、米憲法修正第1条が保障する言論の自由の権利がある。しかし、修正第1条の特別な免責の権利があるわけではない。そうした免責は、新聞や放送局など他の報道機関には認められていない」(Pai氏)

インターネットは本当に便利ですね。アンテナに入ったトピックを説明した情報が山ほど見つかります。まあ、今まで素通りしていたことですが(汗)



米国通信品位法230条は、現在のインターネットの興隆を招いたともいわれている。サイト運営者は、問題のあるコンテンツが投稿されても、責任を負う必要がないのだ。しかし、現状はテック企業がその免責にあぐらをかいて、適切なコンテンツのモデレート(投稿監視)を怠っているとの批判がある。230条とは何か、何が誤解されているのか、政治的な論点は何かを詳しく解説する。
by Angela Chen2019.10.30

学べば学ぶほど、今回の議事堂襲撃は突発事件などではなく、問題視されていたことの臨界点だったように思えてきます。日本でもヴォルテールを引用して表現の自由の擁護者を気取って終わりにするのではなく、SNSを含めインターネットの役割をどうするか考え直すべき時なのでしょう。といっても日本にグランドデザインを描く力はないんでしょうけど。。。
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