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Uncharted Territory

自分が読んで興味深く感じた英文記事を中心に取り上げる予定です

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Bloom two-sigma problem

 


今回はIt's time to buildで使われていたBloom two-sigma effectを取り上げたいと思います。

You see it in education. We have top-end universities, yes, but with the capacity to teach only a microscopic percentage of the 4 million new 18 year olds in the U.S. each year, or the 120 million new 18 year olds in the world each year. Why not educate every 18 year old? Isn’t that the most important thing we can possibly do? Why not build a far larger number of universities, or scale the ones we have way up? The last major innovation in K-12 education was Montessori, which traces back to the 1960s; we’ve been doing education research that’s never reached practical deployment for 50 years since; why not build a lot more great K-12 schools using everything we now know? We know one-to-one tutoring can reliably increase education outcomes by two standard deviations (the Bloom two-sigma effect); we have the internet; why haven’t we built systems to match every young learner with an older tutor to dramatically improve student success?

教育でも見られます。最高レベルの大学はあります。それは確かですが アメリカで毎年新しく18歳になった400万人、そして世界で18歳になった1億2,000万人のごくわずかな人にしか教育することしかできません。どうして18歳全員を教育していないのでしょうか?これが我々にできることで最も重要なことではないでしょうか?なぜもっと多くの大学を建設しないのか、あるいは今ある大学の規模を大きくしないのでしょうか?高校生までの教育で最後の大きなイノベーションはモンテッソーリ教育でしたが、それは1960年代にさかのぼります。教育研究を続けていたにもかかわらず、それ以来50年間、実際に展開されていません。現在分かっていることを使った遥かに優れた学校を多く作れていないのはどうしてでしょうか。1対1の指導が教育効果として標準偏差2領域分で確実に向上させることがわかっています(ブルームの2シグマ効果)。それにインターネットがあります。どうしていまだにシステムを構築できていないのでしょう。若い学習者に年長の指導者をつけて学習者の成果を劇的に向上させられるのに。



ちょっと長いですが、このことを説明してくれている記事がありましたので引用します。

2016年1月12日 by ゲストライター

1984年、教育心理学者のベンジャミン・ブルームは、教え方に関する調査内容を公表した。これは、一般的にブルームの2シグマ(σ)問題と呼ばれている。Wikipediaはこれについて次のようにまとめている。「1対1で完全習得学習(マスタリー・ラーニング)に基いた指導を受けた生徒は平均的に、既存の指導方法を受けた生徒より標準偏差2領域分パフォーマンスが向上した。言い換えれば、平均でチューターの指導を受けた生徒は統制群となるクラスで指導を受けた生徒より98%パフォーマンスが良かった」。

「2シグマ(σ)」という名称はこの研究結果から来た名称だ。1対1のメンターと完全習得学習を組み合わせた指導を受けた生徒は、既存の教室環境での指導を受けた生徒より、パフォーマンスが2標準偏差(標準偏差を表す記号がシグマ)高くなった。

別の言い方をするのなら、1対1のメンターによる完全習得学習の指導を受けたほぼ全ての生徒(98%)が、比較対象となる教室で授業を受けた生徒の平均より成績が良くなった。

ブルームの研究はこのような結果を得るには2つ必要な要素があると示している。

生徒は1対1で指導を受けること
指導者は完全習得学習による指導を行うこと
完全習得学習とは教育方法を指している。完全習得学習では、教育者は生徒が1つの課題やスキルを習得するまで必要なだけ指導を行い、習得できてから次に進む。完全習得学習は少人数のクラスや1対1のメンターシップの場で行うことができる。

ブルームは個別指導が最も学習に効果的だが、広く採用するのにはコストがかかり過ぎると結論付けていた。彼は以下のように述べている。

この教育方法は、ほとんどの生徒が高いレベルの学習を習得することができることを示しています。研究と施策における最も重要な課題は、1対1の教育指導をより実用的で現実的な方法を探ることです。1対1の教育方法を大規模に採用するコストを社会が負担することは難しいでしょう。

完全習得学習というのも興味深いですね。完全にその単元を理解しないと次の単元に進めないという学習方法のようです。

2番目のYoutubeの動画では、ビデオ講義を使い、コンピュータによる試験をすれば、ブルームの目指していた教育方法を実現できると言っています。このブログを読んでくださっている方は英語教育に携わっているので、色々ご意見があるかとは思いますが。。。
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