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Uncharted Territory

自分が読んで興味深く感じた英文記事を中心に取り上げる予定です

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物書堂の最初の一冊ならジーニアス一択

 
タイトルとは別に本音では、最低でもジーニアスとウィズダムは購入して、できれば類語やコロケーションも揃えておきたいところです。

でも、細かいところまで見ていくとジーニアスの作り込みの凄さを感じたのでまとめてみました。私が言わなくても一冊だけならジーニアスになる人が多いとは思いますが、こんなところも充実しているのだという部分を共有させてもらいます。

用例が多い
→このあたりはオンライン向けに用例を増やしてくれているので、ありがたいです。他の辞書も追随して欲しい部分です。

マイナーな単語にも発音がついている
→このあたりは予算の関係があるのでしょうか、マイナーな単語になると音声が聞けないのが多いのですが、ジーニアスは結構頑張ってくれています。

新しい成句もカバーしている
→日本ではまだ、台風来襲に備えて窓を板で塞ぐことはそんなにないと思うので、別に載せなくてもいいのですが、アメリカのハリケーンのニュースで使われていました。こういうのもまめにやっていますね。

(ジーニアス)
board up
[他]〈窓・戸など〉を板でふさぐ.

(オックスフォード)
board something ↔ up
to cover a window, door, etc. with wooden boards
Most buildings along the street had been boarded up.

新しい語義もカバーしている
→新語を拾うのは比較的やりやすい(見出語を見比べてないものを見つけるのは単純作業で可能)でしょうが、既にある語に新たな意味を帯びたときの扱いは丁寧に中身をみてやらないと手間がかかります。ジーニアスはしっかりカバーしていました。日本語でマネタイズになっているので、これもそんなに困ることはないと思いますが対応しているのが嬉しかったものでポイントです。

(ウィズダム)
monetize
[経]<国債など>を貨幣化する; …を貨幣と定める; …を貨幣に鋳造する.

(ジーニアス)
monetize
〈ウェブサイトなど〉から広告収入を得る, アフィリエイトでかせぐ.

(オックスフォード)
monetize something
to earn money from something, especially a business or an asset (= something that a business owns)
Newspapers try to monetize their online content in several ways.

ウィズダムも頑張っているので、逆のパターンもあるかもしれません。でもジーニアスは学習的な項目に力を入れているという先入観がYutaにはあったので、社会の動きを積極的に取り入れているのを知り嬉しくなったので簡単にまとめてみました。

パンデミックがあったり、環境問題の動きが加速したり、デジタルだAIだというテクノロジーも相変わらず動きがあり、辞書関連の方も大変だなと思います。


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