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Uncharted Territory

自分が読んで興味深く感じた英文記事を中心に取り上げる予定です

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Turning point

 


inflection point(変曲点)はturning point(転換点)を硬く言い換えた語だということを取り上げたばかりでしたが、turning pointをタイトルにしたドキュメンタリーが出ていたのですね。

Modern history can be divided into two time frames: before 9/11 and after 9/11. This five-part docuseries from director Brian Knappenberger is a cohesive chronicle of the September 11, 2001 attacks on the U.S., offering illuminating perspectives and personal stories of how the catastrophic events of that day changed the course of the nation. From the Soviet invasion of Afghanistan in 1979 to the country’s breathtaking collapse back into the hands of the Taliban just weeks before the twentieth anniversary of the attacks, history continues to be made.
現代の歴史は2つの時間軸に分けることができる。911の前と後だ。5つのエピソードによる本ドキュメンタリーシリーズはBrian Knappenberger監督によるもので、2001年9月11日の米国へのテロ攻撃についての総合的な記録である。啓発的な観点と個々人のエピソードによってこの日の惨劇が国の行く末を変えたことがはっきりする。1979年のソ連のアフガン侵攻から唖然とするような国家崩壊がタリバンの手によって20周年を数週間後に控える中で起こるまで、歴史は引き続き作られている。



911の日に書けるとよかったエントリーですが、20周年の中で一番印象深かったのは高橋和夫先生のブログで知った調査報告書全文の日本語訳が犠牲者の親族によってなされたことです。

2021-06-14 12:00:00

ふり返ると、同時多発テロがらみの陰謀論は、ネットが偽情報を拡散させるという現象の走りだったのだろうか。この現象は、トランプ大統領の時代になってフェイク・ニュースという名称で言及されるようになる。

陰謀論を排除するならば、それではなぜテロが起こったのか。だれがテロを引き起こしたのか。動機はなんなのか。そうした疑問が湧いて来る。そうした疑問に答えるべく、事件の詳細に関してアメリカ議会の超党派による調査報告書が2004年に出版されているが、いまだに日本語の全訳はない。

この数百ページの報告書がテロの日本人犠牲者のご遺族によって翻訳され、出版の機会を求めている。金融マンだった息子の陽一さんをテロで失った父親の住山一貞氏が、この翻訳を行った。全訳という途方もない労力を要する作業に取り組まれたのは、危機意識からだという。一つには、あの事件を知らない世代が育ちつつある。また、陰謀論が根強く流布されている現状がある。もとからベストセラーになるという類の書籍とはならないだろう。しかし、全訳が全国の図書館に所蔵されれば、この問題に興味を抱くすべての一般市民の知的なよりどころとなるだろう。また全訳は、日本における陰謀論に対する強い反論となるだろう。そして事実と異なるフェイクの流布の再発を阻止する力となるだろう。そして、それが犠牲者の方々へのなによりの供養となるだろう。

長い報告書だったのでこれまで全訳が難しかったことは分かりますが、歴史を変えた事件の大切な報告書ですから必要であったことです。Yutaがこのことを知ったときにはクラウドファンディングが終了していたのですが、一般書として発売されていることを知りました。

アメリカ合衆国に対するテロリスト攻撃に関する国家委員会 (著), 住山一貞 (翻訳)

英語版は100円台で買えるので、原文と一緒に購入したいと思います。
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