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Uncharted Territory

自分が読んで興味深く感じた英文記事を中心に取り上げる予定です

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東京散歩

 

(出版社による紹介)
フランス人著者が、東京中を散歩(on foot)して出会った人々、目に映った風景を全て手描きで、色鉛筆を使って鮮やかに再現。『日本』の日常生活を温かみのある眼差しで描いています。洒落た感じの作風とエスプリの効いたコメントも魅力的です。いつもの日本の日常が、外国人の視点で見つめ直してみると新しい発見があるかもしれません。

図書館に上記の本が置いてあったので、借りて読んでみました。スケッチをされている場所のほとんどが、自分がよく行く場所とかぶっていることもあり、どのイラストも楽しく見ることができました。細やかな観察眼には感心することしきりです。フランス人だからってすぐに「エスプリの効いたコメント」と説明文に入れてしまう営業センスはがっかりですが(苦笑)

カバーに書いてある言葉がよかったので共有させていただきます。

Florent Chavouet is a young graphic artist and author living in Paris. When he returned from Japan, he realized that all the observing and sketching he had done had helped him develop his own visual style, so his stay there led not only to his discovery of a certain Tokyo but to his evolution as an artist. This is his first book. He is at work on his next one.

Florent Chavouetはパリ在住の若手グラフィックアーティスト。日本から帰国後に、観察したことやスケッチしたことが、自分のビジュアルスタイル形成に役立ったことに彼は気づいた。日本に滞在したことは、東京のある地域を発見することだけでなく、アーティストとしての自身の成長にもつながったのである。同書は氏の処女作で、現在、次作に取り組み中。

彼はスケッチをすることで自らのスタイルを確立していったと書いてありますね。最近は資格批判派になりがちなYutaですが、資格批判派が忘れがちな視点を伝えてくれていると思うのです。例えばTOEICが英語中級者向け試験と言うのは簡単ですが、それに取り組むことによって、自分の学習スタイルを確立できた。とか、2時間の試験を受けることで自分のできる点、至らない点を知ることができることが多いにあるのですよね。資格試験に取り組む過程で自分の成長を感じ取っているからこそ、頭ごなしに資格だけじゃだめなんだという人たちに違和感を感じるのでしょう。

これは資格勉強だけに限らず、いろいろなことに当てはめることができそうです。例えば読書について有名なプルーストの言葉です。

In reality, every reader, as he reads, is the reader of himself. The work of the writer is only a sort of optic instrument which he offers to the reader so that he may discern in the book what he would probably not have seen in himself.

一人ひとりの読者は本を読んでいるときに、自分自身の読者なのだ。作品は、この書物がなければ見えなかった読者自身の内部のものをはっきり識別させるために、作家が読者に提供する一種の光学器械にすぎない。

少し遠回りした書き方になってしまいましたが、イラスト自体は気軽に読めるものばかりです。図書館に所蔵していれば是非試してみてください。



Book Review: Tokyo on Foot: Travels in the City's Most Colorful Neighborhoods
Submitted by Teoh Yi Chie on June 18, 2011 - 11:49am

I found this book at the library. I was standing at the art books section which was beside the travel guide section. As I turned around, I saw a book taller than the usual guide books. I picked it up because of the hand drawn title on the spine. Turns out it's a sketchbook travelogue.
This isn't the usual travel guide book that tells you where to go, it's one that Florent Chavouet drew to show you where he went. He's a French guy who's in Japan to accompany his girlfriend because she's working there.
It's a 208-page paperback filled with colour pencil drawn observations on the places he went. There are interesting notes on the people and culture and his many little adventures.
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