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Uncharted Territory

自分が読んで興味深く感じた英文記事を中心に取り上げる予定です

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ルービンさん登場

 
NHKラジオ講座はテキストだけしか読んでいないのですが、先月は翻訳者のJay Rubinさんが番組に出演したそうですね。12月号のテキストでお話を読むことができました。最初に雑誌『ニューヨーカー』で村上春樹の短編作品が載ったことが国際的に注目を集める事になったことなど興味深い点がいろいろありましたが、自分がピンと来たのは以下の部分です。

ルービン (前略)一番大事なことは、自分の国語を自然に書くということだと思います。
沼野 そうするとやはり、英語に訳す翻訳家の場合は、何といっても英語を書く力が大事だ、ということですね?
ルービン それが大事です。そして、そうなるには練習が一番中心ですね。どうしてもしょっちゅう書いていなければだめですね。ピアニストとあまり変わらないですね。ピアニストは毎日練習しないとピアノの弾き方が乱暴になったりするんですけれども、自分の国語を書くことも大体それに似ていて、練習が一番大事です。

*********

ルービン たぶん大体同じ考えですね、僕と村上さんは。つまり、どうしても元の日本語の作品から読者が得る文学的経験を英語で読む読者にも持たせたいというゴールを念頭に置いているということですね。なるべくそういうふうにしたいんです。特にユーモアになると、原作で読者が笑うところで、是非、英語で読む読者も同じ場所で笑ってもらいたいということですね。


実は以前紹介した柴田先生とのお話の方が盛り上がったような気がしますが、興味深い点をいくつか伺うことができたと思います。その時にも紹介しましたが、GQのサイトで「かえるくん、東京を救う」は読むことができます。

From the Archives
Super-Frog Saves Tokyo
But for one man, the struggle is deeper

BY HARUKI MURAKAMI
TRANSLATED BY JAY RUBIN
ILLUSTRATED BY FURI FURI
6_ 2002

前のブログで紹介しましたが、1Q84の英訳が出た頃のJay Rubinさんのニューヨーカーでのインタビューです。

ニューヨークで柴田元幸さんとジェイルービンさんが村上春樹について語っているWhat We Talk About When We Talk About Haruki Murakamiという動画がありました。本当にいい時代になったものです。UCバークレーでの講演の動画もありました。インタビューであった『ねじまき鳥クロニクル』でのメガネの色が茶色から黒に変わってしまっていることを村上春樹に指摘したら本人も気づいてなかったというエピソードは講演会でも語っています。





先ほどの動画でホストをしていたRoland Keltsさんは宮崎駿のインタビューもしているんですね。



結構お年を召していたので、若い人が訳した村上春樹も読んでみたくなりました。。。

翻訳論を以下の本で結構語っているというので、時間ができれば是非ルービンさんの本を読んでみようと思います。


Haruki Murakami and the Music of WordsHaruki Murakami and the Music of Words
(2005/02/22)
Jay Rubin

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