Posted at 2014.01.05 Category : 未分類
韓国のTOEIC事情を全く知らない、しかも日本のTOEICの事情も疎くなっている自分が書くのもあれですが、思いついた理由を書きたくなったので書かせていただきます。
OJiMさんのブログで知ったのですが、韓国でETSがTOEICの既出問題6セットを発売するようですね。日本の公式問題集の3冊分のボリュームですから、TOEIC分析するほうとしては嬉しい限りです。
大きなお世話ですが、公式問題集の書き下ろしにこだわってきたETSが既出問題を出した理由はどういう所にあるのか気になってしまいます。勝手な想像ですが、韓国の問題集が露骨に再現問題を載せていて、各問題集で選択肢も一緒のものがたくさん出回るようになったことが一番大きな理由ではないのかと思ったのです。
再現問題が出回り過ぎていて、問題非公開が有名無実化していて、それならと、本家本元が決定版というかたちで出版を企画したような気がしたのです。このあたりの出版の経緯を前書きで書いてくれているのでしょうか。まあ、書いてあったとしても韓国語を読めませんが(汗)
TOEICやTOEFLの問題点は、試験問題非公開によるブラックボックス化ではないかと思います。国が制度の中に組み込むなら、できるだけオープンなシステムにすべきですよねえ。受験者にとっても、教える側にとっても、どんな問題で、受験者達はどのように回答しているのか、これらは英語教育にとって大きな財産になのに、それを外国の一機関に委ねてしまうのはよろしくないでしょう(自分は別に国粋主義者ではありませんが。。。)
再現問題は少なくともETSの意向に反しているでしょうし、裁判沙汰にもなっているようですから、そのような行動を賞賛することは倫理的にも法律的にもよろしくないことかもしれませんが、ブラックボックスを徹底的に解明しようとして、ついには過去問を販売させるようにさせた、韓国のTOEIC業者の並々ならぬ努力を個人的に尊敬します。TOEIC対策は学習者のレベルによっていろいろあってはしかるべきですが、そもそものTOEICの試験問題については語彙、出題ポイントなど、まずは出来る限り正確に把握することが大切だと信じているからです。TOEICが人生を左右するような力を持ち始めている今、日本でもリバースエンジニアリングを徹底させるべきです。
日本の英語力の底上げが急務で、その対策を講じるべきだと考えているなら、出来る限りオープンなシステムを構築して、出来る限り多くの人がアクセスできるようにすべきではないでしょうか。どんな問題がでるのか確認でき、それをどんな英語力の人がどれだけの正解率だったのかまで知ることができれば、日本人の英語力の正体をこれまで以上に正確に把握できるようになるでしょう。(英検は問題を公開している点は評価できますが、受験者の実力やつまずくポイントを把握するためにも各問題の正答率などをできる限り詳しく公開して欲しいと思います)
まだまだ、新年ですので、そのようなシステムに国民が自由にアクセスできて、過去問もネットで確認でき、全受験者の正答率の低い問題だけを学習できるなどといった機能も充実しているような世界をついつい夢見てしまうのです(それを実現させる技術インフラはあるのに、夢であり続けてしまっている現実は悲しいものがあります)。
OJiMさんのブログで知ったのですが、韓国でETSがTOEICの既出問題6セットを発売するようですね。日本の公式問題集の3冊分のボリュームですから、TOEIC分析するほうとしては嬉しい限りです。
大きなお世話ですが、公式問題集の書き下ろしにこだわってきたETSが既出問題を出した理由はどういう所にあるのか気になってしまいます。勝手な想像ですが、韓国の問題集が露骨に再現問題を載せていて、各問題集で選択肢も一緒のものがたくさん出回るようになったことが一番大きな理由ではないのかと思ったのです。
再現問題が出回り過ぎていて、問題非公開が有名無実化していて、それならと、本家本元が決定版というかたちで出版を企画したような気がしたのです。このあたりの出版の経緯を前書きで書いてくれているのでしょうか。まあ、書いてあったとしても韓国語を読めませんが(汗)
TOEICやTOEFLの問題点は、試験問題非公開によるブラックボックス化ではないかと思います。国が制度の中に組み込むなら、できるだけオープンなシステムにすべきですよねえ。受験者にとっても、教える側にとっても、どんな問題で、受験者達はどのように回答しているのか、これらは英語教育にとって大きな財産になのに、それを外国の一機関に委ねてしまうのはよろしくないでしょう(自分は別に国粋主義者ではありませんが。。。)
再現問題は少なくともETSの意向に反しているでしょうし、裁判沙汰にもなっているようですから、そのような行動を賞賛することは倫理的にも法律的にもよろしくないことかもしれませんが、ブラックボックスを徹底的に解明しようとして、ついには過去問を販売させるようにさせた、韓国のTOEIC業者の並々ならぬ努力を個人的に尊敬します。TOEIC対策は学習者のレベルによっていろいろあってはしかるべきですが、そもそものTOEICの試験問題については語彙、出題ポイントなど、まずは出来る限り正確に把握することが大切だと信じているからです。TOEICが人生を左右するような力を持ち始めている今、日本でもリバースエンジニアリングを徹底させるべきです。
日本の英語力の底上げが急務で、その対策を講じるべきだと考えているなら、出来る限りオープンなシステムを構築して、出来る限り多くの人がアクセスできるようにすべきではないでしょうか。どんな問題がでるのか確認でき、それをどんな英語力の人がどれだけの正解率だったのかまで知ることができれば、日本人の英語力の正体をこれまで以上に正確に把握できるようになるでしょう。(英検は問題を公開している点は評価できますが、受験者の実力やつまずくポイントを把握するためにも各問題の正答率などをできる限り詳しく公開して欲しいと思います)
まだまだ、新年ですので、そのようなシステムに国民が自由にアクセスできて、過去問もネットで確認でき、全受験者の正答率の低い問題だけを学習できるなどといった機能も充実しているような世界をついつい夢見てしまうのです(それを実現させる技術インフラはあるのに、夢であり続けてしまっている現実は悲しいものがあります)。
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