Posted at 2014.05.18 Category : 未分類
![]() | 新TOEIC TEST ドリーム特急 全パート実戦対策 (2014/04/08) 森田鉄也、花田徹也 他 商品詳細を見る |
ドリーム特急についての雑感です。「思想」というほど大げさなものではありませんが、パート5は40問とパート6は12問と1セット分の問題を掲載しているにもかかわらずパート7は長文3つで合計13問しかありません。本来は48問と一番大きな問題数を占めているにも関わらず。。。
パート5やパート6ともとても完成度の高いものですが、全体のバランスを考えたら問題数を減らしてパート7のスペースをとってもよかったと思うんです。でも、それをしていません。
ですから、ドリーム特急には以下のような考えがあるのかなと思いました。
「パート5とパート6ができればパート7はできるようになる」
単文レベルで英語が読めて、内容のつながりも理解できるようになれば、パート7は解けるようになるということでしょうか。この当たりは対象読者を初めてTOEICを受けるようなスコアがそれほどではない学習者を念頭に入れての判断かもしれません。
個人的なMVPは、パート1とパート4の2つです。TOEICを知らない読者も手に取るでしょうから、単なる問題解説ではなく、そのパートの全体像をつかめるようなプラスアルファがあると入門書として申し分ないと思うんです。プラスアルファのまとめ方は森田先生、前田先生とも素晴らしかったです。こういう視点を持って学習すればいいのかというヒントはとてもためになります。
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