Posted at 2014.06.14 Category : 未分類
TOEICでの固有名詞の傾向を考えてみようという試みです。今回はパート2を見てみました。韓国で出た6セットの既出問題集のパート2を確認して各セットの質問と3つの応答の中で固有名詞が何回登場したか数えた結果が以下です。
セット平均登場回数
人名6回 (苗字4回 名前2回) 地名1.5回
最大登場回数のセット
人名8回(苗字4回 名前2回 フルネーム2回) 地名3 (国名2回 都市名1回)
最小登場回数のセット
人名4回(苗字2回 名前2回)地名2回(都市名2回)
丁寧に見ることで自分ではそれほど意識していなかったことに気付くことができました。固有名詞の使われ方の大まかな方向性をつかめればリスニングのプレッシャーも軽減できるのではと思います。
気付いた点を確認していきます。英文は旧公式ガイドブックからの引用です。
人名の場合苗字の方が登場回数が多く、Mr./Ms./Mrs/Dr.などの敬称が必ずつく。
Who will go with you on the business trip?
- Ms. Preston.
→フォーマルな言葉遣いをするTOEICならではと言えるかもしれません。お得意先に対して、求人の応募者に対して、電話で問い合わせてきた人に対してなど、いろいろな場面で使われています。Dr.は医者だけではなく、博士号取得者にも使われていました。
フルネームが登場することはめったにない。
Who is the new receptionist?
- Her name is Olga Kaminsky.
→日本でもフルネームが登場する事はめったにありませんよね。TOEICでも例文のような人物照会の場面に限られる感じです。
中国、韓国の苗字が登場することが多い。
Can you locate the files on the merger or should I ask Mr. Chang to do it?
- I’ll have them ready for you in a minute.
→これはTOEICが主に韓国、日本向けに作成されているからかもしれませんね。調査した6セットの中でも、李 Li、洪 Hong、劉 Liu、張 Changなどが登場しています。この記事の最後に改めて中国と韓国に多い姓をまとめました。これを見ると主要な苗字が使われていることが分かります。
TOEICで名前が使われる場合は、職場での同僚同士の会話がほとんどである。以降の2つはこちらのサンプル問題から引用です。
Who takes the packages to the post office?
- Martin usually does it .
→下の名前が使われるケースでは、職場の同僚同士が業務について話し合っている場合がほとんどでした。友人同士、家族同士のプライベートな内容が取り上げられないTOEICならではかもしれませんが、知っておけばシチューエーションが限定できますね。
地名に関しては著名な国名、都市名が登場することがほとんどである。
Did you make a dinner reservation?
1. (A) I prefer fish .
2. (B) Flight 261 to Osaka .
3. (C) Yes, it’s at 7 o’clock .
→調査した6セットで登場したのは、Japan, Singaporeという国名と、Hong Kong, Osaka, Tokyo, Los Angelesという都市名でした。聞き取りに影響を与えるほどではないですね。Parker Avenueのような通り名が使われることもありましたが、Avenueがあるので道関連だと分かります。
中国と韓国に多い姓です。せっかくなので漢字と英語との両方で抑えておきたいですね。。
中国人の姓
1. 王Wang / Wong
2. 李 Li
3. 張 Chang
4. 劉 Liu
5. 陳 Chen
6. 楊 Yang
7. 趙 Zhao
8. 黄 Huang
9. 呉 Wu
10. 周 Zhou
********
韓国人の姓
・金 김 Kim
・李 이 Lee
・朴 박 Park
・崔 최 Choi
・鄭 정 Jeong, Jung, Chungなど
今回取り上げたような固有名詞の傾向を事前に抑えておけば、リスニングにおいて無用な心配は少なくなるのではないでしょうか。
セット平均登場回数
人名6回 (苗字4回 名前2回) 地名1.5回
最大登場回数のセット
人名8回(苗字4回 名前2回 フルネーム2回) 地名3 (国名2回 都市名1回)
最小登場回数のセット
人名4回(苗字2回 名前2回)地名2回(都市名2回)
丁寧に見ることで自分ではそれほど意識していなかったことに気付くことができました。固有名詞の使われ方の大まかな方向性をつかめればリスニングのプレッシャーも軽減できるのではと思います。
気付いた点を確認していきます。英文は旧公式ガイドブックからの引用です。
人名の場合苗字の方が登場回数が多く、Mr./Ms./Mrs/Dr.などの敬称が必ずつく。
Who will go with you on the business trip?
- Ms. Preston.
→フォーマルな言葉遣いをするTOEICならではと言えるかもしれません。お得意先に対して、求人の応募者に対して、電話で問い合わせてきた人に対してなど、いろいろな場面で使われています。Dr.は医者だけではなく、博士号取得者にも使われていました。
フルネームが登場することはめったにない。
Who is the new receptionist?
- Her name is Olga Kaminsky.
→日本でもフルネームが登場する事はめったにありませんよね。TOEICでも例文のような人物照会の場面に限られる感じです。
中国、韓国の苗字が登場することが多い。
Can you locate the files on the merger or should I ask Mr. Chang to do it?
- I’ll have them ready for you in a minute.
→これはTOEICが主に韓国、日本向けに作成されているからかもしれませんね。調査した6セットの中でも、李 Li、洪 Hong、劉 Liu、張 Changなどが登場しています。この記事の最後に改めて中国と韓国に多い姓をまとめました。これを見ると主要な苗字が使われていることが分かります。
TOEICで名前が使われる場合は、職場での同僚同士の会話がほとんどである。以降の2つはこちらのサンプル問題から引用です。
Who takes the packages to the post office?
- Martin usually does it .
→下の名前が使われるケースでは、職場の同僚同士が業務について話し合っている場合がほとんどでした。友人同士、家族同士のプライベートな内容が取り上げられないTOEICならではかもしれませんが、知っておけばシチューエーションが限定できますね。
地名に関しては著名な国名、都市名が登場することがほとんどである。
Did you make a dinner reservation?
1. (A) I prefer fish .
2. (B) Flight 261 to Osaka .
3. (C) Yes, it’s at 7 o’clock .
→調査した6セットで登場したのは、Japan, Singaporeという国名と、Hong Kong, Osaka, Tokyo, Los Angelesという都市名でした。聞き取りに影響を与えるほどではないですね。Parker Avenueのような通り名が使われることもありましたが、Avenueがあるので道関連だと分かります。
中国と韓国に多い姓です。せっかくなので漢字と英語との両方で抑えておきたいですね。。
中国人の姓
1. 王Wang / Wong
2. 李 Li
3. 張 Chang
4. 劉 Liu
5. 陳 Chen
6. 楊 Yang
7. 趙 Zhao
8. 黄 Huang
9. 呉 Wu
10. 周 Zhou
********
韓国人の姓
・金 김 Kim
・李 이 Lee
・朴 박 Park
・崔 최 Choi
・鄭 정 Jeong, Jung, Chungなど
今回取り上げたような固有名詞の傾向を事前に抑えておけば、リスニングにおいて無用な心配は少なくなるのではないでしょうか。
スポンサーサイト
Tracback
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)