Posted at 2014.08.10 Category : 未分類
知られざる「否定疑問文」の使い方
ちょうど日向先生も否定疑問文について書かれてましたので、OJiMさんの以下の記事を思い出しました。自分もコメントさせていただいたので、思い入れのある記事です。
TOEIC Part2における否定疑問文について
Part2の中で否定疑問文は最も難易度の高いパターンの1つではないでしょうか。
Aren't you supposed to be on holiday this Saturday?
上の否定疑問文が難しいのは、まず「Aren't you(アーンチュウ)」という音に馴染みが無いので冒頭でいきなりつまずいてしまいます。「Are you(アーユー)」ならば何の問題も無いんですけどね。
(以下、略)
OJiMさんの記事に対して自分の主眼は否定疑問文のニュアンスにあったので、公式プラクティスの「付加疑問文は、相手に確認や同意を求める文です。また、否定疑問文は相手に確認するときや、意外な驚きを表すときに使います。」を引用しました。
改めてOJiMさんの記事を読み返してみて、TOEICのパート2で否定疑問文が難しいとされるのは、そもそもHasn’tという部分が聞き取れないで否定疑問文だと認識できないことが最大の原因ではないかと思うようになりました。
Don’t you have an appointment?のようなものなら問題ないでしょうが、Hasn’t Wen ordered the office supplies yet?のようなものがくると主語が固有名詞であることも加わり前半部分でぐにゃぐにゃとなり意味がとれない受験者が出てくるように思えるのです。
この対策としては、否定疑問文の音に慣れるのが一番でしょう。まずどんな否定疑問文が登場するのか確認しておきます。パート2の公式、公式実践などを調べた結果が以下です。1セットに否定疑問文は平均で2つくらい登場します。


一番登場する形はDon’t you have an appointment?のようなDon’t you…?でしたが、この当たりの聞き取りは問題ないのではないでしょうか。やはり気をつけたいのは、Wasn’tやWeren’tのようなbe動詞過去形やHaven’tやHasn’tのような現在完了形の否定疑問文ではないかと思います。
Hasn’t Wen ordered the office supplies yet?
- I believe he has.
Weren't we supposed to receive the design plan by now?
- Yes, I will check with Susan.
幸いなことにCan’tやShouldn’tのような助動詞は10パーセントほどですから、とりあえずは無視してもよさそうですが、下記のようなものは聞き取りに苦労しそうなものがたまに出るようです。
Won't you need to update all of the sales data?
- No, I have used the latest data.
Wouldn't the brochure look better if we enlarge the print?
- You’re right, it would.
TOEIC対策書だと否定疑問文として聞き取れたことを前提として「否定疑問文は普通の疑問文とみなそう」といきなり説明をはじめてしまいますが、そもそも否定疑問文として聞き取れないことが最大の問題かもしれませんね。
ちょうど日向先生も否定疑問文について書かれてましたので、OJiMさんの以下の記事を思い出しました。自分もコメントさせていただいたので、思い入れのある記事です。
TOEIC Part2における否定疑問文について
Part2の中で否定疑問文は最も難易度の高いパターンの1つではないでしょうか。
Aren't you supposed to be on holiday this Saturday?
上の否定疑問文が難しいのは、まず「Aren't you(アーンチュウ)」という音に馴染みが無いので冒頭でいきなりつまずいてしまいます。「Are you(アーユー)」ならば何の問題も無いんですけどね。
(以下、略)
OJiMさんの記事に対して自分の主眼は否定疑問文のニュアンスにあったので、公式プラクティスの「付加疑問文は、相手に確認や同意を求める文です。また、否定疑問文は相手に確認するときや、意外な驚きを表すときに使います。」を引用しました。
改めてOJiMさんの記事を読み返してみて、TOEICのパート2で否定疑問文が難しいとされるのは、そもそもHasn’tという部分が聞き取れないで否定疑問文だと認識できないことが最大の原因ではないかと思うようになりました。
Don’t you have an appointment?のようなものなら問題ないでしょうが、Hasn’t Wen ordered the office supplies yet?のようなものがくると主語が固有名詞であることも加わり前半部分でぐにゃぐにゃとなり意味がとれない受験者が出てくるように思えるのです。
この対策としては、否定疑問文の音に慣れるのが一番でしょう。まずどんな否定疑問文が登場するのか確認しておきます。パート2の公式、公式実践などを調べた結果が以下です。1セットに否定疑問文は平均で2つくらい登場します。


一番登場する形はDon’t you have an appointment?のようなDon’t you…?でしたが、この当たりの聞き取りは問題ないのではないでしょうか。やはり気をつけたいのは、Wasn’tやWeren’tのようなbe動詞過去形やHaven’tやHasn’tのような現在完了形の否定疑問文ではないかと思います。
Hasn’t Wen ordered the office supplies yet?
- I believe he has.
Weren't we supposed to receive the design plan by now?
- Yes, I will check with Susan.
幸いなことにCan’tやShouldn’tのような助動詞は10パーセントほどですから、とりあえずは無視してもよさそうですが、下記のようなものは聞き取りに苦労しそうなものがたまに出るようです。
Won't you need to update all of the sales data?
- No, I have used the latest data.
Wouldn't the brochure look better if we enlarge the print?
- You’re right, it would.
TOEIC対策書だと否定疑問文として聞き取れたことを前提として「否定疑問文は普通の疑問文とみなそう」といきなり説明をはじめてしまいますが、そもそも否定疑問文として聞き取れないことが最大の問題かもしれませんね。
スポンサーサイト
Tracback
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)