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Uncharted Territory

自分が読んで興味深く感じた英文記事を中心に取り上げる予定です

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公式でpractice

 
公式問題集vol6のサンプル問題を見ての雑感です。

Given the impact of technology on contemporary business practice, the importance of information security has never been greater.

現代のビジネス習慣に対するテクノロジーの影響を考えると、情報セキュリティーの重要性がこれほど高まったことはない。

business practiceの訳は「商習慣」という意味もありますが、この文脈だと「実務」「業務」の方がピッタリとくるかなと思いました。ベネッセの問題など、通常の業務から情報漏洩が起きうるのは日本でも同じですからね。

practiceは中学でも学ぶような基本語ですが、こういう基本レベルの単語の語感までしっかり理解することはTOEICでも、英語の実践面でも重要になります。基本語は動詞や名詞でも使われたりしますから、典型的な語彙しか思い浮かばない人と、幅広く使いこなせる人との間では、語彙力に顕著な差はないかもしれませんが、運用力の面では大きな差となって現れるでしょう。よく言われるテストでいい点を取っても使いこなせないというのは、こういった問題が絡んでいるのかもしれません。

ということで、TOEICの公式でpracticeという語がどのように使われているか見てます。登場回数からいうとworkのような言葉と比べると圧倒的に少なく、しかもtrainingやexerciseの方が登場回数が多かったほどです。TOEIC的にはそれほど重要な語ではないようです。

practice01.png
practice02.png


結論から確認しますが、動詞と名詞とも使われていて、語義は「練習」「練習する」が一番多かったです。TOEICでもオーソドックスな使われ方をしていました。

注意するポイントはpractice medicineやmedical practiceで、「医師の開業(する)」を意味することでしょうか。一回限りの行為を指すのではなく、通常業務として行っているニュアンスがありそうです。
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