Uncharted Territory

自分が読んで興味深く感じた英文記事を中心に取り上げる予定です

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(小ネタ)宇宙船地球号

 
前のエントリーで取り上げたアップルのCMでBuckminster Fullerも登場していました。オックスフォードもロングマンも見出語にしている人物です。



オックスフォードの文化事項の質が高いと思うのでは彼の経歴を伝えるだけでなく、どのような影響を及ぼしたかも言及してくれているところ。He coined the phrase "Spaceship Earth"と動画でも触れていましたが、彼がSpaceship Earth(宇宙船地球号)という表現の生みの親なんですね。

(オックスフォード)
R Buckminster Fuller
Richard Buckminster Fuller (1895-1983) a US engineer and inventor of devices and buildings that made the most efficient use of materials. His best-known inventions include the geodesic dome and the Dymaxion House. Fuller also created the idea of 'Spaceship Earth' which imagines all people on earth as travellers together through space. He was awarded the Presidential Medal of Freedom in 1983.


(ロングマン)
Fuller, Richard Buckminster (1895–1983)
a US architect (=someone who designs buildings) and engineer, who believed that scientific and technical developments could be used to solve many of society’s problems, and who invented the geodesic dome, a large, light, ball-shaped structure


次の動画の最後で本人の肉声が聞けます。環境問題陰謀論をしたり顔で語った方が知的に見え、さらに環境問題否定派のトランプ大のような人物が国のトップになるような今となっては、Spaceship Earth(宇宙船地球号)という言葉は気恥ずかしい言葉になってしまいました。



People say to me, "I wonder what it would be like to be on a spaceship?"
And I say to you, you don't really realize what you're doing, because everybody is an astronaut.
We all live in a beautiful spaceship called Earth.

でも、この言葉の前に登場したドームに住んでいる人の回答を聞くと確かになあと思います。

"Do you think this is the future or the past?
“I think it’s the past that I have forgotten that needs to be the future in order to have a sustainable future for them."
 

Misfit

 


今週の雑誌ニューヨーカーはInnovators issueだそうです。まだ届いていないので最新号でどんな人が取り上げられているのかわかりませんが、メルマガで過去に紹介された人物の記事リンクがありました。その中の一人がデザイナーの川久保玲さん。そのタイトルがMistfitだったのですが、これを聞くとあの有名なCMを思い浮かべてしまいます。

PROFILES JULY 4, 2005 ISSUE
THE MISFIT
Rei Kawakubo is a Japanese avant-gardist of few words, and she changed women’s fashion.

By Judith Thurman



ニューヨークのメトロポリタン美術館で展覧会が開催されたばかりですものね。英語学習者にとっても彼女の言葉は勇気付けられます。

川久保玲の力強い言葉
2017年05月03日 21:00 JST


「独立心があったからこそ、わたしたちはここまでやってこれました。独立(インディペンデンス)は自由を意味します。だからComme des Garçonsは今後も独立性を守り続けます。自由がもっとも大切なのです。」
「簡単に達成できてしまうのはつまらないですよね。頑張って、苦しい思いをしたからこそ得られる達成感について考えながら、わたしは仕事をします。」
「わたしは、アーティストではありません。ファッション・デザインはビジネスです。わたしの仕事なのです。それでも、Comme des Garçonsを通して人々に自由や独立心を与えられたらという思いもあります。服は、自由を与えることができる便利でシンプルな手段です。服は誰もが着るものですから。」

*********

「ファッション・デザインは「一生懸命やる。強くなる。一緒に作り上げる。信念をもって生きる」といった、わたしにとって大切な価値観を表現する良い手段です。わたしにとって、ファッション・デザインは人生観の表現にほかなりません。」


セレブニュースでも注目を集めたMet Galaってこの美術館で開かれていたんですね。



彼女の偉大さ、凄さをよくわからないのですが、New York Timesの検索をかけてみるとこの展覧会もあるからか、多くの記事がヒットしました。特にNew York Times MagazineのInterpreter of Dreamsは読み応えがあります。本当にすごい人にとっては「日本スゲエ」論なんて無用ですね。

Rei Kawakubo,
Interpreter of Dreams

The 74-year-old force behind the avant-garde
label Comme des Garçons makes otherworldly
clothes that express hidden desires and fears.

7 Key Themes in Rei Kawakubo’s Career
By ALEXANDER FURYAPRIL 29, 2017

Rei Kawakubo, the Nearly Silent Oracle of Fashion
By MATTHEW SCHNEIERMAY 1, 201

Growing Up in Comme des Garçons
By SARAH BROWNMAY 1, 2017
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a light bulb goes on

 
次のツイートがいやいや英語でも同じでないかという反応が出ています。

株式会社石井マーク @ishiimark_sign
例えば漫画などでは「何かを思いついた→頭に電球が光る」という表現を良く見かけますけれど、そうした漫画的な表現や符号類が果たして世界中で普遍的に通用する(しやすい)表現なのかという点は充分に考慮したい処です。特に言葉の壁を越えるためのピクトグラムですと日本独自の表現にも要注意です。

あまりメジャーなイディオムではないようで載せていない辞書もあります。。。

(英辞郎)
light bulb goes on in someone's head
《the ~》(人)の頭にひらめく


(Webster Learner)
a light bulb goes off/on
 chiefly US, informal
◊ When a light bulb goes off/on (in your head), you suddenly understand something or have a great idea. 
♣ After thinking about the problem for several days, a light bulb went off in her head, and she knew how to solve it.


ちょうど話題になっているディストピアの古典について取り上げている番組でこの表現が使われていました。a lightbulb goes onは5分50秒辺りです。



In dystopian ‘Handmaid’s Tale,’ a warning for a new generation not to take rights for granted
April 25, 2017 at 6:20 PM EDT


5分10秒あたり
JEFFREY BROWN: The idea for the series and the shooting began well before the election of Donald Trump, but, since November, Atwood’s book has returned to the bestseller list, and the series is generating many questions of parallels to today.

ELISABETH MOSS: There’s a huge sort of awakening amongst people my age and people in their 20s and younger with what’s happening now, as far as, oh, wait, someone can actually take that away from us? It’s a brand-new concept to a lot of women.

MARGARET ATWOOD: I think one of the things that’s happened to them is, rights were won for them long ago, and they just took them for granted.

Their interests were other. And then, suddenly, bang, a lightbulb goes on, maybe somebody’s going to take these rights away. And that may happen in all areas of life, including health care, minimum wage, and including forcing people to have babies.


ただここでの作家のアトウッドはどのような意味で使ったのかわからない部分もあります。権力者がひらめいて、権利を取り上げる様を語っているのか、急な状況の変化を表してこの表現を使ったのか。。。

今回のピクトグラムは共通の意味を持ちそうな例でしたが、微妙な違いもあったりすると思うので、ツイートの内容についてはごもっともで、英語学習者としては気を付けておくべきだと思いました。
 

どうやって気持ちを込めるのか?

 
Yutaはもともと背景知識の重要性を訴えているタイプなので、そのバイアスがかかったエントリーになっています。結論から述べれば、常識や創造力などを総動員して深く理解していくことしかないと思っています。

春巻まややさんという方のツイートがRTされていたのを見かけました。

洋書の場合、精読=わからない単語を調べて読むこと、になるのなんでだろう。それは言葉を勉強してるっていうだけで、例えば小説の精読なら、物語の舞台となっている土地や文化、自然環境、時代や政治的状況といった話の背景にあるものを理解しながら読んでいくことだと思う。

この方のツイートはTOEICとは無関係と思ってしまうかもしれませんが、感情移入できるよう少しでも深く理解しようとすればTOEICでも同じようなことをする必要があるのではないでしょうか。

例えばL&R問題集2で取り上げたPomodoroレストランを開いたシェフの話です。この記事の書き出しは次の通りです。

Chefs Roberto Bianchi and Antonio Conti have been preparing Italian cuisine for Londoners for the past ten years. Now they have opened their first restaurant outside the city.

次のパラグラフでThis successful pair own three restaurants in the West End of London.とあることで、ロンドンの中心街で複数のレストランを経営しているシェフが郊外にレストランを出したことがわかりました。このWest Endから新しいレストランのある郊外のWeybridgeまでは電車や車で1時間ほどかかるようです。銀座で成功したレストランが東京郊外に出店するとすれば地元では話題になりそうですよね。

ただ、イタリア南部のカプリ島近くで育って“He carefully prepared dinner every night using old family recipes.”と語っており、レストラン名もPomodoroというイタリア語でトマトというありふれた食材にちなんでつけたことから、お高くとまったレストランではないんだろうなとも想像できます。

まあこれはYutaの妄想も入ってしまっているかもしれませんが、このように細部の理解を深めていけば自然と感情も湧いてくるものです。このような理解を経ずに気持ちを込めようとすれば単なるオーバーリアクションのテンプレ演技になってしまうことでしょう。

L&R問題集1のパート6に製薬会社のトップの交代を告げるニュースがありました。新しいトップについて以下のように説明しています。

Qiao, who currently resides in Basel, begins working in Zurich on 28 November.

Basel とZurichなら車で1時間ほどなので、もしかしたら11月以降もBaselから出勤するかもしれません。でもこれがGenevaに住んでいたらZurichまで3時間以上かかるようなので引越しでもしなければ無理だなと想像できます。

問題を解くだけならこのような固有名詞は地名であることがわかれば十分です。でも上記で示したようにBaselとGenevaだったら読み取る上での気持ちは変わりますよね。

TOEICの場合は、架空の場所をもとに作られたものも多いので、なかななか細部の理解を積み上げるのは難しいのかもしれません。それに、このような理解はスコアを取るための取り組みの後にすべきなので後回しにされてしまうでしょう。

ただ、気持ちを込めるとか、当事者意識を持って英文に触れるとかを主張するならこのような細部の理解をおろそかにすべきではないはずなんです。まあ、Yutaは多読派なんで、このような分析的な読みをすべての素材に勧めたいとは思わないんですが、公式問題集のような徹底的にやりこむべき素材に対しては手持ちの知識を総動員したこのような取り組みはしてもいいのではと思います。蛇足になるかもしれませんが、このような読みの力は、日本語で仕事をする際にも生きてくるので、「役立つスキル」でもあります。
 

(小ネタ)グローバル化を考えてみる

 


世界中にオフィスを構える会社内でどのようにチームワークを高め、仕事を効率的に進めていくのか、TOEICのonline discussionであったテーマでもあります。まあDropboxの広告ですが、dropboxのフォーマットはそんなグローバル企業のニーズに応えてくれるものかもしれません。

今回の動画を見てびっくりしたのが、Expediaと同じように他言語展開していたこと.20か国の字幕がみれます。グローバル化がうんたら、こうたらと話すのもいいですが、こういうのもグローバル化なんでしょうね。

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